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ガンフィーダQA
ガンドリルマシン ガンフィーダQ&A


Q1ガンドリルはどのようなドリルですか?

従来の加工方法では困難な深穴をステップフィードすることなく、精度良く加工することができるドリルです。

Q2ツイストドリルとの違いは何ですか?

ツイストドリルでの深穴加工はステップフィードを必要とし、そのために加工タクトが非常にかかります。
しかし、ガンドリルはステップフィードせずに加工できますので、たいへん高能率な穴あけ加工が行えます。

Q3ガンドリルはどのような形状をしているのですか?

ガンドリルは超硬刃部とシャンク、ドライバの3つから構成されています。シャンク、超硬刃部ともにV字形の断面をしており、シャンクは中空になっています。

その内部は切削油の流路となっており、刃部先端の油穴より切削油が噴射されます。
切りくずは噴射された切削油とともに、刃部およびシャンク部のV字溝を通って後方へ排出されるため、ステップフィードすることなしに深穴加工ができます。
図:ガンドリルの形状

Q4どのような材質でも加工できるのですか?

S45CやSCM材をはじめ、SUS材やアルミ材まで多岐にわたります。加工条件次第でチタン合金などの難削材の加工も可能です。

Q5ガンドリルはどれくらいの深さまで加工できるのですか?

一般的には穴径の50〜100倍程度まで可能です。

Q6穴の曲がりはどの位ですか?

ガンドリルはあけられた穴を案内として前進しますので、優れた真直度と心ずれ精度を得ることができます。
加工条件にもよりますが
・直進度は、150mmの長さで0.01mm以下
・心ずれ精度は、150mmの長さで0.2mm以下
に抑えることができます。
またガンフィーダLRを使用し、ワークをガンドリルと反対方向に回転させることで、心ずれ精度を150mmの長さで0.03mm以下に抑えることができ、加工穴の心ずれ精度を各段に向上できます。

Q7穴の面粗度はどの位ですか?

ガンドリルの超硬刃部にはガイドパッドがあります。
このガイドパッドが穴の内面に押付けられ、バニシ効果が発生しますのでRa3.2〜0.2μmの優れた面粗さを得ることができます。

Q8ガンドリルの切削条件はどの位ですか?

ガンドリルによる穴あけは高回転速度で、比較的低い送り速度で行います。
下表は一般的な切削速度と送り速度です。

■切削速度(m/min)


■送り速度(mm/rev)

Q9ガンドリルの再研磨は可能ですか?

再研磨は可能です。

Q10切削油はどのようなものを使用すればよいのですか?

非塩素系油性切削油をご使用ください。
ダフニー・マーグプラスGD−10(出光興産)などが適しています。

Q11ガンドリルの寿命はどの位ですか?

加工条件にもよりますが、加工実績としてSCM材、2.5、深さ100mmの加工で、150から200個でガンドリルを再研磨して使用されています。

Q12焼入れした材料を加工できると聞きましたが本当ですか?

SCM材(硬度HRC40)に5、深さ273mmの穴加工をした実績があります。
また浸炭焼入した材料に3.5、深さ134mmの加工実績もあります。
詳細につきましては弊社営業員までお問合わせください。