サーボ送りタッピングユニット「シンクロタッパ ST3M形」
最高4,000min-1繰返し精度±0.03mm以内の高精度なねじ立てが可能!
「シンクロタッパ(Synchrotapper)ST3」は、繰返し精度±0.03mm以内の高精度ねじ立てと、最高4,000min-1の高速ねじ立て加工が可能な、タッピングユニットです。さらに、第2原点が設定できるため、サイクルタイムの短縮も実現します。
仕様
形式 番号 |
回転速度 | 軸数別ねじ立て能力 | ストローク調節範囲 | 電動機 | 加工できる ねじピッチ |
質 量 | |||||
1軸 | 早送り |
リード |
全ストローク | ||||||||
早送り時 | リード送り時 | ア ル ミ (ADC) |
鋼 (S45C) |
||||||||
min-1 | mm | mm | kW | mm | 山/インチ | kg | |||||
ST3M-310 | Max.4,000 | M3~M6加工時 1~4,000 M7~M12加工時 1~3,000 多軸ヘッド取付け時 1~3,000 |
M12 | M7 | Max.120 | Max.120 | Max.120 | 2.0 AC サーボ モータ |
0.5 0.7 0.8 1.0 1.25 1.5 1.75 |
40 36 32 28 27 26 24 20 19 18 16 14 |
31 |
M8 | M6 |
注記:
1. ねじ立て能力の上段はスパイラルタップおよびポイントタップ、下段はハンドタップ2番を使用し、ねじ立て深さはねじ径の1.5倍の数値です。
2. 切削送り回転速度はワークの材質、切削性、タップの径と材質、切削速度などをもとに決定ください。
3. ご使用になるタップのピッチに合ったフィードギアを選択願います。
4. ねじピッチと回転速度により、早送り速度および切削送り速度が異なります。詳細は最寄りの営業拠点までお問合せください。
5. 取付け可能なアタッチメントの許容質量は、横向き加工時15kg、下向き加工時12kgです。
6. 上向き加工の場合には、シンクロタッパ本体への防水、防塵対策が必要です。詳細は最寄りの営業拠点までお問合せください。
7. 多軸ヘッド取り付け時の回転速度は、早送り時・リード送り時ともに3,000min-1を上限としてご使用ください。
寸法図(mm)
注記 1. 小径・高速加工用は1軸タッパヘッド1TC-10130RFC(センタリング方式)、大径・低速加工用は1軸タッパヘッド
1TC-10130RFF(フローティング方式)をご使用ください。
2. タップ挿入深さAと、タッパヘッド寸法Bはタップサイズにより寸法が変わります。