サーボ送り式ドリリングユニット 「バリメック SSV5」導入事例2(多軸使用)
- 導入事例1 SSV3形(1)
- 導入事例2 SSV3形(2)
- 導入事例3 SSV5形(1)
- 導入事例4 SSV5形(2)
導入事例4 バリメック SSV5 形(2)
バリメック形式 | SSV5-2610(多軸仕様) |
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加工材質 | ADC-12 |
加工形状 | 4-φ11.0×64L + φ26座グリ×3.5L |
工具 | ダイヤモンドコンパックスツール バニシングドリル形状(MT#2) |
導入前
エア送りユニットで加工
導入にあたっての要望
- ダイヤモンドツールを使用し4軸同時加工することで、加工タクトの短縮を図りたい。
- 加工中の条件変更を可能にすることで、加工タクトの短縮を図りたい。
- 座グリ加工で座面にビビリが発生しない高剛性が欲しい。
- エア送りユニットと比較して大幅なコストアップにならないようにしたい。
導入後の効果
- NC制御により、実加工時間の短縮ができた。
SSV5形 : 20.9sec
エア送りユニット : 53 sec - 300mmのストロークでスライドが不要になった。(実加工190mm)
- 多軸ヘッドとブッシュプレートを取付けても垂下りが少なく、心出しが容易になった。
- 工具寿命が延び、ランニングコストが低減した。
- プログラムによる回転数の変更で最適条件での加工が可能となった。
- NC制御と精密ボールねじにより、安定した送りが可能となった。
- NC制御により機械設備の立上げ時間(調整時間)が短縮できた。
加工条件
微速送り付穴あけ → 座グリ
ダイカストの膜抜き 微速送りF=210mm/min
サライ加工部 高速送りF=300mm/min
穴あけ部 1,000min -1 (V=34.5m/min)
座グリ部 800min -1 (V=65.3m/min)
セルフィーダバリメックSSV5形 + 4軸ヘッド