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ローラバニシングツール「スパロール」加工での素材径変化について

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スパロール加工での径変化量

superoll-Processing-condition.gifスパロールによる内面加工はツール径を前加工寸法より大きくセットし、ツール(または加工品)に回転と送りを与え、内面をバニシング仕上げするものです。 この時のツール径と前加工寸法の差をバニシ量と呼びます。
右図は各種金属材料について、バニシ量と表面粗さおよび内径拡大量の関係を示したものです。

ー般にバニシ量が増加するにつれて表面粗さは向上します。 S45C材ではバニシ量0.04~0.07mmで最良の表面仕上げとなります。バニシ量がそれ以上になると表面粗さはかえって悪化しますが、これはバニシ量が増加するにつれ口一ラによる加工圧が増し、加工部が表面はくりするためです。
最適バニシ量は材質や肉厚によっても異なりますが、通常前加工表面粗さの3~5倍程度のバニシ量で最良の仕上げ面となります

内径拡大量は加工部の材質により異なります。アルミニウムや青銅などの非鉄合金ではバニシ量が増加するにつれ、内径拡大量もほぼ直線的に増加するためサイジング(寸法出し)能力が高く、前加工内径寸法のバラツキが0.03mmあるものでも0.01mm以下に仕上げることができます。

鋼や鋳鉄ではバニシ量0.04~0.07mmの範囲でほとんど内径が変化しないため、アルミニウムや青銅ほどサイジング効果はありませんが、寸法のバラツキは前加工に対し60~70%まで直すことかできます。

バニシ量が増加するにつれて表面粗さは向上しますが、材質の違いにより最適バニシ量が、および内径拡大量が異なりますので右図を参考に最適条件を設定します。

バニシ量=(ツール径)-(スパロール加工前の内径)
内径拡大量=(スパロール加工後の内径)-(スパロール加工前の内径)

 

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