2018年 社長年頭の挨拶(抜粋)
2018年1月5日
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、当社は、本日1月5日、年賀交歓式を行いました。以下に、社長の年頭挨拶を抜粋してご紹介致します。
< 代表取締役社長 杉野太加良 年頭挨拶 (抜粋) >
皆さん、あけましておめでとうございます。昨年一年、業務に真摯に取り組んで頂きましたことに対し、心より感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、輸出や消費に持ち直しの動きが見られました。しかし、大手企業の検査や安全を巡る不正や談合事件など数々の不祥事により、日本の品質や企業体質への信頼が脅かされていると感じています。
今年も、通信機器の需要や生産の自動化を原動力として、半導体、ロボット、工作機械業界の活況は今しばらく続くのではないかと思われますが、決して楽観はできません。
当社はモノづくりの企業として、戦争や度重なる不況を乗り越え、創業80周年、その先へと歩み続けてきました。これは、皆さんや諸先輩方の努力のおかげです。
当社や産業界を取り巻く環境は、IoTやAI(人工知能)といったデジタル技術が進み、特に自動車では、EVや自動運転などに技術のベースが変わるなど、市場に急激な変化が生じる可能性があります。この変化は、18世紀の産業革命に匹敵する大きな革命になるものと思われます。
これらを念頭に、当社におきましては、本年は、以下を重点的に実施していきます。
①付加価値の高い商品を提供する
どのように商品に付加価値をつけるかが重要です。従前どおりのやりかたではいけません。
手段の一つとして、設計から、販売、新商品開発まで、モジュール化・標準化による効率化を進めていきます。
②「グローカルニッチリーダー」の体現
一昨年に設定したビジョン「グローカルニッチリーダー」を、全社員一致団結した「オールスギノ」で目指していきます。
③ディープ・インサイト(深い洞察力)をもって時代を先取りする
市場の動向、リスクを深掘り、先読みし、ビジネスの戦略・戦術をもって、将来を切り拓いていきます。
そのために、皆さんには常に勉学し、自己研鑽に励むことを心がけてほしいと思います。
最後に、心身ともに健康第一で日々を過ごしてください。皆さんの新たな決意、それに基づく挑戦と着実な成果に期待して、新年の挨拶に代えたいと思います。
-以上-