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2019年 社長年頭の挨拶(抜粋)

2019年1月7日

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、当社は本日1月7日、年賀交歓式を行いました。 以下に、社長の年頭挨拶を抜粋してご紹介致します。


< 代表取締役社長 杉野太加良 年頭挨拶 (抜粋) >

皆さん、あけましておめでとうございます。昨年一年、それぞれの持ち場で業務に真摯に取り組んで頂きましたことに対し、心より感謝申し上げます。

「平成」も残りわずかであり、今年は新しい元号となります。日本全体が新しい時代へ向かう年となるでしょう。昨年を振り返りますと、災害が多発するなど、必ずしも明るいことばかりではありませんでした。

工作機械業界は順調な成長が続き、ここ2年は年間の受注額が連続で過去最高を更新するなど、活況が続いているものの、世界経済をみると、米政府における中国製品への制裁関税を受け、生産体制の見直しや中国景気の減速につながるなど、保護主義政策の行きつく先が心配ではあります。今年においても貿易戦争は落ち着く気配を見せず、難しい状況といえるでしょう。

当社は82年以上の歴史において、モノづくりを通して社会に貢献するため、社員がお客様の課題に高い関心をもって解決に挑み、そこから生まれるイノベーション、新たな開発商品をもとに、お客様の信頼を得てきました。また、日本のモノづくりは、これまでも数多の危機や試練を乗り越え、そのたびに強さを増してきたと考えます。当社においても、そのような危機を全社一丸となって乗り越え、技術力の向上とともに、社員と会社の成長へとつなげていきました。

時代は、IoT、AI、ロボット、自動化、省力化、エネルギー革命など、かつてないほどの大きな変革期を迎えます。その中で当社も遅れをとらず、時代の波にのり、先端を走っていきたいと思います。

これらを念頭に、当社におきましては、本年は以下の項目を重点的に実施していきます。

「戦略」を重視する

場当たり的な勝負をするのではなく、戦略をうまく組み立てて取り組んでいきましょう。これは、会社全体だけでなく、部署ごと、班ごとにおいても必要な考え方です。それぞれが戦略をもって、事にあたることが大切です。

独創的な新商品の開発

次世代を代表する商品群の構想を組み立て、ハイエンド商品を開発することに、引き続き全精力を注いでください。「世界に向けて独創的な開発を行う」という気概をもって、皆さんが当事者として参加することに期待します。

社員の自主性の向上

会社を担う一人であることを意識し、他責で物事や思考を終わらせるのではなく、当事者として問題解決にあたりましょう。会社の業績をより身近に自分のこととして置き換え、考えを巡らせる、経営参画意識をもってください。

これらが、当社を一層、活力に満ちた会社にしていき、当社が目指す姿である「グローカルニッチリーダー」につながります。皆さんの新たな決意や、それに基づく挑戦と着実な成果に期待して、新年の挨拶に代えたいと思います。 

-以上-