デバラボの保有技術と研究テーマ｜Water Jet Deburring 超高圧水×NC装置

超高圧水　×　NC装置

-Reason-　研究理由

​ウォータージェットバリ取りを追求し高圧水の特性を活かしたバリ取り自動化の可能性を拡げる

ウォータージェットは噴射距離がある程度離れていても衝撃力が減衰しにくいため、深穴や交差穴など、刃物が届かない、または届きにくい場所に発生したバリの除去に適しています。
ところが除去加工法としては一般的でなく、未だ多くの研究余地が残されています。デバラボでは、他工法では解決困難な課題を中心にウォータージェットバリ取り技術を洗練し、皆様と課題解決に挑戦します。

-Mission-　活動内容

様々なバリに高圧水を当てて破壊する

高圧であっても、水は刃物のように短時間で金属を削り落とすことはできません。一般的には厚み0.05mm以下の微細バリに有効と言われています。しかしワークの形状や材質、当て方や圧力の調整により仕上りが変わるため、条件次第では新たな可能性を秘めています。データの蓄積により皆様に最適な条件の提案を目指します。

刃具やブラシを組み合わせて最適な工法を開発・提案する

高圧水によるバリ取りは、洗浄工程と同時に実施できる点も大きなメリットです。新たに開発した高圧洗浄機に搭載可能なスピンドルモータ(バリカン・エア)を用いて、刃具によるバリ取り＋ウォータージェットバリ取り＋洗浄のハイブリッド技術の開発と提案を目指します。

デバラボとは

デバラボは人手不足や品質の向上、危険作業の廃止を目的にニーズが高まっている「バリ取りの自動化」を研究しています。