#30 立形グラインディングセンタ「セルフセンタ SC-V30aG」
当社の「SELF‐CENTER」は1986年に誕生し、「小物部品には小型マシンを」をコンセプトに、お客様のニーズに最適な機械を提供できるよう、設計・製造してきました。
そして2021年には生産性と汎用性の高い主軸テーパ30番立形マシニングセンタ「SELF-CENTER SC-V30a」を開発しました。
「SC-V30a」で脆性材料に特化した加工を可能にしたグラインディングセンタ「SC-V30aG」を紹介致します。
特長
1.工程集約
ワンチャックで小径穴、外径加工が可能
主軸回転数Max. 20,000min-1、C軸回転テーブル Max. 200min-1により、脆性材料への小径穴と外径加工が1台で可能
位置合わせ・調整作業が減り、省人化と品質安定化が実現
①ワーク計測カメラを搭載
カメラでマークなどを自動で読み取り
ワーク座標の設定が可能
②工具計測、ドレス装置を搭載
工具計測システムで砥石の摩耗を管理し
自動でツルーイング・ドレッシングが可能
③作業自動化による、属人化脱却
ワーク座標設定、砥石摩耗管理の自動化により
属人作業から脱却
2.省スペース
スリムな機械&広い加工エリアを実現
機械幅 1,440mm×奥行 3,245mm、加工エリア移動量 X 700mm, Y 540mm, Z 290mm と機械幅に対して圧倒的に広いストロークを確保。単位面積あたりの生産性向上を実現
3.高精度対応
ボールねじ リード8mm 高精度仕様
ボールねじのリードを20mmから8mmへ変更して、精度向上を実現
XYZ軸スケールフィードバック仕様
スケールフィードバック装置を取り付け、高精度な位置決めを実現
4.徹底した防塵・防錆対策
Y・Z軸 PVCコーティングジャバラを採用
繋ぎ目のないPVCコーティング布製ジャバラを採用。
スラッジの侵入を防ぎ、LMガイド・ボールねじを保護
LMガイド積層形接触式スクレーパを採用
積層形接触式スクレーパにより、レールに付着した微細な異物を除去し、LMブロック内への異物の侵入を遮断
ボールねじ、LMガイドへ表面処理
ボールねじ、LMガイドにレイデント処理を行い、耐食性能をUP
※レイデント処理:工業用黒クロム皮膜処理
電気メッキ的製法で合金的な金属材料面を作り出す特殊表面処理技術
基本仕様
シャンク形状 |
- |
BBT30 |
工具本数 |
本 |
Max.31 |
工具径 |
- |
φ65 ※隣接工具がない場合Max.φ100 |
ストローク |
mm |
X:700 Y:540 Z:290 |
主軸回転速度 |
min-1 |
Max. 20000 |
C軸回転速度 |
min-1 |
Max. 200 |
繰り返し精度 |
mm |
±0.001 |
早送り速度 |
m/min |
X,Y,Z 24 |
機械寸法 |
mm |
W1440×D3245×H2720 |
機械質量 |
kg |
5300 |
電源容量 |
kVA |
17 |
CNC装置 |
- |
FANUC 32i-MODEL B Plus |