これからの企業活動は、単にサービスや物を提供し、売上を上げるのではなく、アイデンティティがベースに在るべきと考えます。我々は何者で、何のために存在しているのか、なぜ世の中に存在を認められているのか、何を使命とするのか、どうやって、どこに向かうのか・・・
「自ら考え、自ら造り、自ら販売・サービスする」の精神のもと、90年かけて先人が作り上げてきた超技術。それらを駆使し、グローカルニッチリーダーとして世の中に貢献する・世の中を下支えすることが、当社の存在意義であり、アイデンティティです。
我々は、超技術から導き出される、「スギノマシングループ(SMLG)としてやるべき商品開発・製造」と「SMLGとしてやるべきビジネス」をファクトベースのロジカルシンキングで判断し、熱意をもって実行する。個々の業務においても、「その行為、その判断は『必然』といえるか」を常に意識し、やるべきことを正しく行う。お客様から見て、「なるほどこれはSMLGならではだ」「SMLGでなければできない」と思っていただける商品とビジネスを展開する。
我々自身も、お客様も、SMLGがそれをするのは「必然だ」と思えることを実直に取り組んでいく。ただしそれは、けっして単に過去を踏襲するという意味ではなく、SMLGの100年、120年、更にその先に向けて、「なるほど」と思っていただける内容でありながら、驚きと感動も提供できる、納得性のある変革・挑戦=「攻めの必然」にも挑むということ。
流行りだから、市場が大きいから、みんなやっているから、今までそうしてきたから、成り行きだから、という必然性のない理由では取り組まない。あくまで、「SMLGがやるべきことなのか」「SMLGがやって納得性があるのか」が判断基準。そこには必ず根拠と意思が必要。
それが現在のSMLGの経営方針である「必然経営」の意味するところです。
この理念に共感して下さる皆さんと一緒にビジネスができることを楽しみにしています!