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セルフィーダ専用機のメリット

加工専用機をお勧めする背景

 近年、自動車部品や家電製品、一般機械部品の加工において部品のモデルチェンジ周期は非常に早く、多品種少量生産が主流となっています。設備投資においても段取り替えに柔軟に対応できるマシニングセンタのような汎用機、複合機が主流となっており、かつての日本の高度成長期に代表されるような少品種大量生産は、時代の流れとともに徐々に少なくなっています。

 しかしながら、一方ではプラットフォームの共通化による生産コスト低減の流れは以前にも増して強く、汎用機よりも特定の加工に特化した専用機の方が、生産性を比較した場合に圧倒的に有利であることは現在も変わりません。

 専用機と汎用機は、お互いに足りない部分を補いあって、現在に至っています。

専用機(Special Purpose Machine)

特定の工作物の工程を対象として、特別に設計・製作された専門の工作機械のことである。不要な機構や機能を省いた専用の機械となるため、少品種大量生産に向いている。できることは限定されるが、扱いやすく生産性が高い。

汎用機(General Purpose Machine)

工作物の種類が多く、短いサイクルで段取替えを必要とする場合に、柔軟に対応できる。多品種少量生産に向いている。できることは多いが、熟練が必要であり、専用機に比べて生産性は低い。

 

専用機と汎用機の比較動画

 

セルフィーダ・シンクロタッパの活用

 当社のセルフィーダとシンクロタッパを組み合わせてご使用いただくことで、生産性に優れた安価な専用機を製作することが可能となります。少品種大量生産の自動化を推進させ、生産性向上とコストの削減に貢献します。

マシニングセンタのような汎用機が主流となっている現在でも、生産量が多い部品の加工に対しては専用機に優位性があり、生産性の向上を目的とした専用機の要望は非常に多くあります。

≪前進後退を自動で行う電気ドリル ドリリングユニット SELFEEDER≫のラインアップはこちら

≪回転と送りを完全同期した精密 タッピングユニット SYNCHRO TAPPER≫のラインアップはこちら

 

多軸ヘッドの活用

オプションの多軸ヘッドを取り付けることにより、その生産効率は飛躍的に向上します。また、当社ローラバニシングツールであるスパロールと組み合わせることで、簡単にローラバニシング専用機を製作することも可能です。

≪さらに生産効率を飛躍させる多軸ヘッド≫のラインアップはこちら

 

セルフィーダを使用した専用機例

その他の事例はこちらからご参照下さい。

【事例1】バルブブッシュ穴あけ加工機 DM-4

バルブブッシュ加工機​材 質 :C3604(快削黄銅)

加工内容:3×12-Φ1.2(36穴)

     2×12-Φ0.8(24穴)

サイクルタイム:45秒(マシニングセンタの場合:117秒)

 

【事例2】IT部品ねじ立て加工機

ねじ立て加工機材 質 :SUS304

加工内容:2-M2×0.4

     2-M1.7×0.35

     3-M1.7×0.35(2式)

 

 

 

 


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