ロボットマシニングシステム
SELFEEDER DUO Robot Edition
ロボットマシニング
システム
「ロボットマシニングシステム」は、産業用ロボットに切削加工機能を持たせ、大型部品の切削加工や多品種少量生産に対応するために最適化された加工システムです。
従来の大型マシニングセンタでは対応が難しい柔軟性・設置性・コスト面の課題を、加工技術とシステム設計力によりまとめて解決します。
特長
大型・長尺ワークの多面加工に対応
産業用ロボット+セルフィーダ+走行軸で、大型・長尺ワークの多面加工に対応。 一度の段取りで、高精度加工を効率良く行えます。
切削加工動作はNCで制御
姿勢決め・アプローチまではロボットで行い、切削加工動作はNCで制御します。 使い慣れたマシニングセンタと同じ感覚でプログラムできます。
高精度・高速位置決め
最高60m/minの走行軸は、タンデム駆動でバックラッシュを低減。 リニアスケールにより熱変位を補正し、ロボットマシニングに必要な位置決め・寸法精度を確保します。
工作機械メーカーならではの堅牢構造
架台はマシニングセンタの堅牢な設計思想を採用。ヨロイジャバラとテレスコカバーで駆動部を保護し、切りくず・クーラント回収機構によりクリーンな設備環境を維持します。
「SELFEEDER DUO」を搭載
ロボットマシニングシステムには、当社のロボットマシニングユニット「SELFEEDER DUO Robot Edition」を搭載しています。1967年のドリリングユニット発売以来、50年以上にわたって切削加工に取り組んできた技術力や知見を、余すことなく詰め込みました。

主な仕様
お客様のご要望に合わせて製作するため、仕様は一例です。 走行軸の延長やロボットの追加など、柔軟に対応します。