サーボ送り式ドリリングユニット「SELFEEDER DUO SD4形」
1台でドリリングとタッピングを両立する「SELFEEDER DUO SD4」はSD3と比べ、主軸トルク・推力をアップさせた機種です。高速・高送り加工や減速仕様+多軸ヘッドによる多軸同時加工により生産性向上を実現します。
能力表
注記:
- 形式はワーク形状、材質、切削性、工具径と材質、回転速度(切削速度)などをもとに選定してください。上表に示す最大穴あけ能力は、ドリル径の2倍の穴あけ深さにおける数値です。ねじ立て能力は、スパイラルタップを使用し、ねじ立て深さはねじ径の1.5倍における数値です。
- 最大穴あけ能力がチャッキング能力を超える場合は、特殊ツール(段付き)をお客様にてご準備ください。
- ご希望の加工内容が能力表の数値を超える場合は、最寄りの営業拠点まで問い合わせください。
- スピンドルにはERコレットを採用しています。タップ把握時はタング付コレットER-GBをご使用ください。
- 下穴とタップの心ズレがあるとタップが早期に破損する恐れがありますので、7ページの1軸タッパヘッド仕様を選定してください。
- 送り軸用サーボモータは保持ブレーキ付です。(形式記号末尾にBを付記)
寸法図
スピンドル種類
※詳細図面はカタログに記載しております。
CADデータのダウンロードも可能です。
クーラントスルー仕様
刃先冷却性および切りくず排出性を良くすることで生産性を向上させるため、オイルホール付き工具(ドリルやタップ)にも対応する、「SELFEEDER DUO」クーラントスルー仕様をご用意しました。
※右図はSD3のクーラントスルー仕様です。
SD4につきましても本仕様は対応可能です。
特 長
刃具折損や摩耗を防ぐことで生産性が向上
オイルホール付ドリルやオイルホール付タップを使用できます。深穴加工やタップ加工に置いて、刃先の冷却と潤滑をしながら加工することで、刃具折損や摩耗を防ぎます。
仕様
クーラント圧 最大5.0MPa
最高回転速度 7,000min-1(SD3形)
最高回転速度 6,000min-1(SD4・SD5形)