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【ニュースリリース】「バリ取り研究所 DbLS Deburring Labo at SUGINO」を設置


2022年10月20日​

株式会社スギノマシン(富山県滑川市、代表取締役社長:杉野良暁)は各拠点や部署に点在していたバリ取り※1技術を一カ所に集めた「バリ取り研究所 DbLS Deburring Labo at SUGINO」(以下、DbLS)を掛川事業所内に設置する。技術力・提案力を培い、バリ取りの提案を通して社会への価値提供を目指す。

DbLS

コンセプト・背景など

​近年、人手不足や生産性向上、危険作業の回避などを目的にバリ取り工程の自動化に対するニーズが高まっています。産業機械メーカーのスギノマシンは、コア技術としてマシニングセンタ等の切削技術、高圧水による洗浄技術、独自のフローティング加工によるバリ取り技術を持っています。これまでは各セクションでバリ取り関連商品を開発・販売していましたが、昨今の製造業の変革により新素材や新しい製造方法が次々と開発される中、時代の変化に迅速に対応し、お客様との接点を身近にするため、関連する設備や技術者を一か所に集めたバリ取り研究所を設置します。

これにより高度なバリ取り技術や商品の研究開発を行い、お客様へのトータルソリューション提案を目指し品質の安定だけでなく人手不足や不安全作業等の社会問題解決に貢献していきます。

 

 

DbLS 概要

 名   称  バリ取り研究所 DbLS Deburring Labo at SUGINO (愛称:デバラボ)

 開設予定日  2023年春(予定)

 場   所  株式会社スギノマシン 掛川事業所内(静岡県掛川市長谷1300番地)

 活動 内容  バリ取りに関する技術研究、商品開発、テスト・検証等を行う企業内ラボ

 設   備  超高圧水バリ取り洗浄機、マシニングセンタ、

        フローティング機構付きツールホルダ・スピンドルモータ 等

JIMTOF2022※2でコンセプト展示

JIMTOF2022(於:東京ビッグサイト)において、ブースの約半分をバリ取り研究所のコンセプトで展示します。バリ取り関連の新商品展示や、バリ取り相談カウンターとして、技術者がバリ取りについて打ち合わせを行うエリアを設けます。

DbLS資料

1.バリ取りをめぐる状況

「バリ取り」は非常に多義的で、様々な分野で行われています。それらすべてに有効な手段は無く、案件毎に異なる品質要求に対応しなければなりません。このため、バリ取りの自動化は難しいといわれます。

バリ取りをめぐる状況

2.スギノマシンのバリ取りへの取り組み

スギノマシンはバリ取り自動化に、様々な技術を集めて挑戦します。 

DbLSでは、お客様とテーマを共有し、一緒に答えを見つけ、商品と技術を開発し、品質の安定だけでなく、人手不足や不安全作業等の社会問題解決に貢献します。

DbLSで得たノウハウやデータは各商品の開発部門にフィードバックされ、商品開発に活用します。お客様と一緒に実機を見て打合せや、加工テストを実施し、曖昧なバリ取りの品質を明確にすることで、スギノマシンの商品だけでなく、広くバリ取りの研究を行い、トータルソリューション提案を目指します。

表

用語・補足

​※1 バリ取り

金属部品の加工時にできる突起を「バリ」と呼び、このバリを除去することを「バリ取り」と言います。人手不足への対応や生産性向上、危険作業の廃止などを目的に自動化のニーズが高まっています。

 

※2 JIMTOF2022

JAPAN INTERNATIONAL MACHINE TOOL FAIR(第31回日本国際工作機械見本市)
最先端の工作機械や関連機器・技術が世界中から集結する国内最大級の工作機械見本市です。

【会期】2022年11月8日(火)~11月13日(日)

【会場】東京ビッグサイト

【主催】一般社団法人日本工作機械工業会 / 株式会社東京ビッグサイト

【URL】https://www.jimtof.org/

【スギノマシンJIMTOF出展ページ】https://www.sugino.com/soshiki/1/jimtof2022.html

 

■関連リンク

​超高圧水による洗浄・バリ取り装置
小型マシニングセンタ
フローティング機構付きツールホルダ/スピンドルモータ​


―本件に関するお問い合わせ先―

■株式会社スギノマシン■

精密機器事業本部 事業企画室

TEL:(076) 475-4611

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