よくある質問(FAQ)ロボットフローティングバリ取り
Q
ロボットフローティング加工とは?
フローティング機構を備えたエンドエフェクタによって工具をワーク形状にならわせることで、ロボットの加工軌跡のズレを吸収しつつワーク形状の変化に対応し、ワークの削れ過ぎやバリの取り残しを防ぐ加工方法です。
Q
フローティング機構とは?
内蔵されたバネやエア圧力によってバリ取り刃物がワーク形状に追従する機構を指します。当社のバリ取りツールでは、アキシャル方向(Z軸方向)にフローティングする「伸縮型」とラジアル方向に360°フローティングする「傾動型」の2種類に分かれます。発生しているバリやワーク形状に応じて使い分けます。
Q
対象となるバリは?
エンドミルやフライス加工などの機械加工後にワークのエッジ(輪郭)に発生するバリは「伸縮型」、ダイカスト製品のパーティングラインのように面に発生するバリは「傾動型」で除去します。
Q
フローティングの強さを制御することは可能ですか?
「伸縮型」は内蔵されたバネを交換することでフローティングの強さを調整できます。「傾動型」はエア圧力を変更することで調整可能です。
Q
フローティング加工に適した工具はありますか?
「伸縮型」のフローティング加工に使用する工具は先端角が90°の刃物を推奨しております。超硬の刃物だけでなく砥石やブラシなどもご使用可能です。「傾動型」では特殊な形状の刃物を使用するため、当社製の刃物を推奨しております。
Q
湿式加工ですか?
クーラント等をかけてバリ取りをすることは可能ですが、摺動部に塗布している潤滑油が流れ出てしまうため推奨しておりません。当社ではドライ加工を推奨しております。
Q
樹脂系材料の場合、バリ取り時の熱によってエッジ部が毛羽だったり、削れすぎることがあるため対応が難しいことがあります。また干渉等によって刃物が届かないようなバリ(ワーク)は対応できません。