難削材の仕上げ加工にスパロール
難削材と表面粗さ
難削材は言葉のとおり削りにくい材質であり、一般的な材質よりも安定した表面粗さが得られにくい材質のことを示します。
一言で難削材といっても、材種により仕上げにくい理由は様々です。
よくあげられる理由として、放熱性が悪く刃先の温度が上昇しやすい、材料硬度が高く工具摩耗が進行しやすいなどがあり、 目標の面粗度を満たせないなど加工上で生じる問題があります。
インコネルの仕上げ事例
ここでは、インコネル718を例とした旋盤内の仕上げ加工についてご紹介をします。
【加工例】
使用ツール:シングルローラスパロール(SR16M)
加工箇所 :φ2 外面
材 質 :インコネル718
工 法 :切削加工 → スパロール仕上げ


難削材仕上げにスパロールを取り入れる利点
難削材加工にスパロールを取り入れる利点について記載しておりますので、詳細は以下技術資料よりご確認ください。
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