【ニュースリリース】シミュレーションソフト導入!自動化コンサルティングサービスを開始
JIMTOF2022で新型ロボット実機とデジタルツインを初公開&無料セミナーで解説!
2022年11月1日
株式会社スギノマシン(富山県滑川市、代表取締役社長:杉野 良暁)は、セニット社の3Dシミュレーションソフト「fastSUITE」を導入しました。オフラインシミュレーションやバーチャル試運転により、実機のロボットとのデジタルツインを可能にして、自動化コンサルティングサービスを行います。
2022年11月8日~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF 2022」では、自社製産業ロボット「CRb」の新機種である5軸ロボットとともに、シミュレーションサービスの実例を紹介します。
1.3Dシミュレーションソフト「fastSUITE」導入。自動化コンサルティングを開始
1-1.3Dシミュレーションソフト「fastSUITE」
「fastSUITE」は、セニット社が提供する3Dシミュレーションソフトウェアです。
デジタル設備モデルの挙動定義、各種レイアウトや、動作シミュレーション、バーチャル試運転までを行えます。
実際のロボットと同様のモデルをソフトウェア内で構築し、動作のシミュレーションを行うことで経路や姿勢の検討が行えます。またコントローラと接続しバーチャル空間でロボットの動作や干渉を確認することができ、現地立ち上げ作業を安全かつスムーズに行えます。
スギノマシンでは、本シミュレーションソフトを導入することで、お客様への自動化支援の際に、シミュレーションの制作や、事前検証のご提案などが可能になり、より幅広く自動化支援のサービスを提供することが可能となります。
1-2
.自動化コンサルティングサービス
⻑年にわたる⼯作機械メーカーとしての実績と、ロボットメーカーのノウハウを活かした、⼯場の自動化コンサルティングサービスです。
・生産技術部門が無く、工場の自動化を検討する人材がいない
・工場の自動化が必要と感じているが、やり方がわからない
・工場の自動化を計画したが、具体的な活動につながらない
・工場の自動化を行ったが、結果の診断や効果の測定ができていない
などの自動化に関する課題を持ったお客様へ、現状調査から、自動化の概要提案、導入計画立案、開発支援、導入支援まで、各フェーズにあわせたサービスを行います。
正式開始: 2022年11月~
2.【新商品】ローダー型(5軸)ロボット CRb020H5
自社で開発・製造している産業用ロボットCRb(コネクテッドロボット)シリーズに新しくラインアップを追加しました。
動作自由軸5軸のローダー型ロボットです。省スペースで、直線動作に強く、高い剛性を持ちます。
商品名 |
CRb |
型式 |
CRb020H5 |
軸数 |
5軸 |
可搬質量 |
20kg |
外観寸法 |
リーチ長625mm/1010mm |
用途・特徴 |
・生産ラインでの搬送 |
販売開始時期 |
2022年11月から販売開始 |
■産業用ロボットCRbシリーズについて
垂直または水平な軸に取り付けたアームが開閉・旋回する独自構造の多関節ロボットです。
ロボット本体の背面にアームが飛び出さないため、省スペースでコンパクト、高い剛性と直進性が特長です。
ワーク(加工や洗浄の対象物)の搬送や脱着、加工作業に活用されます。
2016年に開発してから、防水対応や可搬質量をアップさせるなどラインアップを拡充しています。
詳細はこちら
3.「JIMTOF2022」で新型ロボット実機とシミュレーションのデジタルツインを紹介
2022年11月8日~13日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF 2022」で、新型ロボットCRb020H5を用いたバリ取り加工装置と、「fastSUITE」を利用したシミュレーションの様子をご紹介します。
【展示会概要】
名称: JIMTOF2022
会期: 2022年 11月8日(火)~13日(日) 9:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場: 東京ビッグサイト
【スギノマシンブース】 東1ホール 小間番号:E1069
「JIMTOF2022」内でセミナー開催
「JIMTOF 2022」で展示する内容を実例として、オフラインシミュレーションの流れや自動化について技術者が解説する無料セミナーを開催します。
■テーマ :
CRbオフラインシミュレーションの紹介 ~バリ取り装置の実例~
■開催日時: 2022年11月11日(金) 15:30~16:10
■会場: 東京ビッグサイト 会議棟 1階 102会議室(JIMTOF2022会場内)
※ 展示会への入場が必要です。
■参加費: 無料