ウォータージェット製法とは
ウォータージェット(WJ)製法とは
パルプ化した原料を水に分散させ、最高245MPaに加圧・噴射します。
この、マッハ2のウォータージェット同士を斜向衝突させることで、原料を解し、ナノファイバーを作り出します。
水と原料だけで製造できる、クリーンで画期的な方法です。
ウォータージェット製法のメリット
- 水と原料だけで製造するため、人と環境に優しい。
- 不純物の混入が極めて少ない。
- 連続処理による大量生産ができる。
- 重合度や結晶化度など、原料特性を維持できる。
- 高粘度や長繊維などの原料にも対応できる。
- 繊維長や繊維径などのカスタマイズが容易。
製造設備も全てスギノマシン製
スギノマシンは、1964年の「スギノポンプ」開発以来、ウォータージェットの技術革新を進め、50年以上にわたり、お客様の抱える難題を解決してまいりました。
バイオマスナノファイバーを生み出すウォータージェット製法も、その延長線上にあり、使用する装置は全てスギノマシン製です。
産業機械メーカーだからこそ実現できる製法で、他にはない豊富なナノファイバー素材のラインアップと多彩な特性を実現しています。