大型部品加工機 GIGAFEEDER(ギガフィーダ)

GIGAFEEDER

GIGAFEEDERは、長年ご愛顧いただいているドリリング・タッピングユニット「SELFEEDER」の使い勝手を進化させた大型部品加工機です。
大きなストロークを持つ移動軸とATC機能を付加し、汎用性を高めました。
また、#30マシニングセンタで培った機械剛性や加工性能を反映し、高い切削能力を実現しています。

カタログダウンロード

このようなお悩みがあるお客様にオススメです!

広範囲の加工が必要だが、軽切削で十分。ピッタリな機械がない。

・EV化の流れの中で部品の軽量化が求められ、車体構造体のアルミダイカスト化が進んでいる
・車体構造部品のため加工精度はそれほど厳しくない
・軽切削や穴あけ・タップ加工が中心だが、新しい部品であるために、専用の加工設備がまだ少ない

EV部品の加工は、設備が大きく工場のスペースを占領してしまう

・部品サイズが大きくなると、それに伴って加工設備本体も大きくなる
・従来のラインと比較して、工場スペースの占有率は膨大なものに
・大きな加工エリアを持ちつつ、省スペースな機械を待ち望んでいる

商品紹介動画

特長

大型EV部品に対応する
広い加工エリア

標準搭載する水平方向の主軸4本は、X軸1,850mm / Y軸1,450mm / Z軸350mm の加工エリアを持ち、大型EV部品の加工に十分なストロークを確保しています。

#30主軸による複数箇所同時加工で
加工時間を短縮​

装置1台(1モジュール)当たり、標準で4本(最大6本)の主軸を搭載できます。
それぞれが別々の動作で同時に加工を行うため、加工時間を大幅に短縮できます。
また、インデックス方式のように複数のモジュールを組み合わせることで、より短時間での加工も可能となります。

ATC搭載でフレキシブルな加工を実現

各主軸はATCマガジンを搭載しており、各11本のツールを搭載可能です。
ドリル加工やタップ加工はもちろんのこと、フライス加工やエンドミル加工など、フレキシブルな加工が行えます。

省スペース設計で生産ラインを最小化

GIGAFEEDERの主軸は水平方向に取り付けられており、横型マシニングセンタのようにワークはイケールに貼り付けて加工します。 同様の加工エリアを有する門型マシニングセンタや大型の立形マシニングセンタと比べて、フットプリントは驚くほどコンパクトです。

モジュール化で、お客様に最適なラインレイアウトを提供

GIGAFEEDERはモジュール構成が可能で、お客様の要求サイクルタイムや搬送システム、工場内のレイアウトに合わせた最適なラインを提供可能です。また、将来生産する部品が変わっても、モジュール単位で組み合わせし直すことで、装置を転用しやすく流動性が高い装置です。

他工法との比較

比較表

必要十分な加工精度を保証しながら、圧倒的な省スペース・低コストでご導入いただけます。

設置スペースの比較

仕様

主軸回転速度 Max. 12,000 min-1
主軸本数 最大6本(標準4本<水平方向>+オプション2本<鉛直方向>)
主軸テーパ穴 NT30
ツール本数 各11本(最大66本)
外観寸法 幅5,350mm ✕ 奥行2,780mm × 高さ2,800mm
※クーラントタンクを含まない装置本体の全長:4,100mm
最大加工領域 X軸1,850mm、Y軸1,450mm、Z軸350mm
早送り速度(X,Y,Z軸) X軸60m/min、Y軸60m/min、Z軸48m/min
加工能力 ドリル:13キリ、タップ:M8、フライス:φ25カッタ(材質:アルミ)

※寸法などのスペックは参考値であり、主軸の搭載本数などによって異なります。まずは営業員までご相談ください。

サポート・サービス

技術コラム

関連商品