危険なペーパー手仕上げを自動化。 旋盤で長尺ワークを鏡面に仕上げた事例|スパロール

ワークと従来の工程
長さ400mmの長尺ワークの表面粗さRz3.2指示部位を旋盤加工後に、ペーパーで手仕上げしていた。
旋盤で仕上げようと回転数を上げると、ワークが振動(びびりが発生)して粗さや寸法が不安定になってしまうため、低速回転で加工してから、ペーパーで表面粗さを出していた。
従来の工法

問題点
1.人手による危険作業
作業者によるペーパー仕上げは、危険のある作業で、無くしたい工程だった。
2.表面粗さの仕上りが不安定
作業者によるばらつきが発生していた。
3.加工時間がかかる
びびりが発生するので回転速度を上げることができず、低速で加工してから人手の仕上げが入るため、時間がかかっていた。
スパロールによる工法と効果
スパロール「SR16M」を導入し、旋削加工後にスパロール加工で鏡面仕上げを行った。
ペーパー手仕上げ作業を自動化し、仕上げ粗さも安定させることができた。

効果1.危険作業をなくし、労働環境を改善
作業者によるペーパー仕上げが不要になり、危険で手間な作業をなくすことができた。
効果2.表面粗さの仕上りが安定
旋盤で表面粗さを仕上げるため、人によるばらつきがなくなり、品質が安定した。
効果3.加工時間を短縮
旋盤1台で寸法精度と表面粗さを確保できるため、加工時間が短縮された。
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