2020.07.09
最終更新日: 2024.10.01
  • 技術コラム

スパロールのできること「均す」

スパロールのできること「均す(ならす)」について紹介します。

切削加工をサポートする

スパロールは、ワンパス加工でRz0.1µm~Rz0.8µmに仕上げることができる工具です。
切削加工後の金属の凸凹形状をローラで押し均します。

量産加工で表面粗さをRz3.2µm(狙い値:Rz2µm前後)に仕上げたい時、どのような工程が良いでしょうか。切削でしょうか、切削+研削のあわせ技でしょうか。

このような工程では、管理コストが高くなったり、タクトタイムが増えたりする課題があります。

これらの課題を、スパロールが解決できます。

1.スパロールは安定してRz3.2µm以下に仕上がります。

仕上げ粗さRz2μmを狙い値としても、スパロール工程を入れることにより、切削はRz3~6μmと管理が楽になります。

2.スパロールは簡単に使えます。

設備導入のイニシャルコストが安い。
(特別な駆動機は不要)
切削後のワンチャック加工のため、段取り替え不要!
(研削に比べ、加工タクトが短い)

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