【導入事例動画】ウォータージェットカッタ【株式会社シーアール様】

オーダーメード品の短納期化を実現!

株式会社シーアール様(富山県富山市 代表取締役 沢田 正様)は、昭和62年に設立、アクリル系の人工大理石からスタートして、現在ではセラミック系の人工大理石の加工及び販売を手がけ、それらの天板を利用した、オリジナルシステムキッチン、バスの製造販売を行われています。

課題はオーダーメード品の生産性向上
オリジナルのキッチンやその他のオーダーメード製品に使用されるセラミックカウンターは、直近5年間でその需要が急速に広がっています。高級カウンター材料としてニーズが高まっていますが、短納期に対応するためには、これまでの外部委託から内製化する必要がありました。

導入の決め手は?
内製化の検討の前から、、一度WJ(ウォータージェット)切断工法を試してみたいと思っていました。ウォータージェットといえば、やはりスギノマシンだと考えていました。ポンプから加工機本体まで全て自社開発・製造しており、国内生産だからこその安心感と高い信頼性があり、さらに、メンテナンスやクイックサービスが非常に充実していることが導入の決め手となりました。
実際に導入してみて効果はありましたか?
導入効果として、リードタイムが外注していたときよりも大幅に短縮され、オーダーメードの注文が2倍に増えました。材料の歩留まりも良く、今回導入した5軸加工機は、ヘッドを傾けることができ、特にR形状の加工は、他の機械より優れていると思います。加工データーの作成も簡単で、切断面もきれいです。
非常に固い素材の切断にはダイヤモンドカッターも使用しますが、刃物の消耗が早く、切断面が欠けることがあります。一方、ウォータージェットは刃物の消耗がないため、安定して切断できる点が非常に助かっています。


期待されること
多品種少量と短納期への対応は、シーアール様にとって重要な課題でした。今回導入の5軸切断装置は、新事業の立ち上げに伴い最初に導入を検討した機械で、セラミックやクオーツの加工を自社で行える大きな強みとなりました。今後増えると予想されるオーダーメード品にも対応しやすくするため、ニーズをしっかり理解し効率化向上へカスタマイズなども一緒に考えていただけるとありがたい、とのご意見を頂きました。