2025.01.06
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2025年 社長年頭の挨拶(抜粋)

2025年1月6日

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

以下に、社長の年頭挨拶を抜粋してご紹介致します。


< 代表取締役社長 杉野良暁 年頭挨拶 (抜粋) >

​新年明けましておめでとうございます。

昨年は元旦に大地震が発生するという大変悲しく厳しいスタートとなってしまいましたが、今年は穏やかな新年を迎えることができ、非常に嬉しく思っています。

 

2025年の市場について

さて、今年はいよいよ米国の大統領にトランプ氏が返り咲きます。今年の世界の政治経済の行方は米国の政策に大きく左右されるといっても過言ではなく、新政権の政策がどのように推進されるのか、世界が固唾を飲んで見守っています。各国に対する関税率の引き上げはどの程度か、エネルギー価格を高騰させる要因であったウクライナ戦争は停戦に向かうのかなど、世界経済はもちろん日本経済にとっても、米国の政策の内容によって良い年にも悪い年にもなり得る可能性があります。

先行きが不透明な2025年ではありますが、確実にいえることは、CO2削減をはじめとした環境負荷低減をさらに加速させなければ、地球の持続的な発展はもはや不可能だということです。日本においては暑い期間がどんどん伸び、春と秋がほとんどなくなってきたことを年々実感しています。また極端な気候が毎年、豪雨災害などの甚大な被害を各地にもたらしています。米国の新政権がこれまでの脱炭素政策を転換する可能性はあるものの、人類にとって環境負荷低減は待ったなしの状況であり、今後も世界の脱炭素への大きな流れは変わりません。したがって二次電池、EV、水素、原子力、再生可能エネルギーなど、あらゆる分野で脱炭素関連の技術開発や設備投資の需要が増えていくことでしょう。

また国内においては国土強靭化の観点から、高速道路や橋脚などの老朽化したインフラの整備事業は、今後増えることはあっても減ることはありません。製造現場においても建設現場においても人手不足が深刻化していますので、自動化ニーズもますます高まっていきます。

 

持続可能な未来の実現のために

当社の強みは幅広い業界とお取引があり、さまざまな最新の情報を仕入れることができるということです。持続可能な未来を実現するに当たり、当社の技術で解決できる社会的課題はたくさんあります。各業界のトレンドを敏感に捉え、新商品開発、そして新市場開拓に邁進していきたいと思います。

一方、当社もお客様から日々の生産活動における環境負荷低減をシビアに求められるようになってきます。これに対応できない企業は淘汰されることになるでしょう。今後ともDX化やさまざまな業務改善を加速することで、なお一層の業務効率向上を図り、高利益体質を確立していきたいと思います。

 

最後に

2025年は巳年です。蛇は古来、不老長寿を象徴する生き物とされてきました。そして脱皮を繰り返して成長する生き物です。ぜひ我々も古い皮を脱ぎ捨て、老いることなく若々しい柔軟な発想で、未来に向けて成長していく1年にしたいと思います。

2025年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう祈念致しまして、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

-以上-