【ニュースリリース】新型コロナウイルス感染対策物資支援について – フェイスシールド製作・無償提供 –
2020年6月5日
産業機械メーカーの株式会社スギノマシン(富山県魚津市、代表取締役社長:杉野良暁)は、新型コロナウイルス感染対策として、フェイスシールドを1,100個製作し、医療機関や教育機関に無償提供することをお知らせします。
1.ウォータージェットカッタ*1によるフェイスシールドの製作・提供
この度スギノマシンでは、当社の基幹商品であるウォータージェットカッタでパーツを切り出し、フェイスシールドを社内製作致しました。
ウォータージェットは、シートを複数重ねて短時間で加工できるため、他の製造方法に比べ、エネルギーや産業廃棄物の削減が可能です。
また製作にあたっては、試作品を富山市民病院に送り、現場の医師や看護師の声をフィードバックして、使用感を高めました。
当社はこれまで培ってきた技術を活かし、新型コロナウイルス感染防止の支援をこれからも続けて参ります。
なお、ウォータージェットカッタによるフェイスシールド切断プログラムは、ご希望の方へ無償提供いたします。
社内製作したフェイスシールドとフェイスシールド(装着時)の様子
シールド・バンド部/PET、 ストラップ部/シリコーンゴム
2.提供先
富山市立富山市民病院、魚津市教育委員会、滑川市教育委員会など
*1 ウォータージェットカッタとは
超高圧水(水道水の約3,000~4,000倍)を極細ノズル(0.3~0.8mmほどの穴)から噴射することで、対象物を切断・加工する装置です。
水のみの切断と、アブレシブとよばれる研磨材(細かい砂粒)を混入して切断能力を高める方法があります。
対象物の材質を問わず、熱影響なく切断・加工できることが特長です。複合樹脂材、金属、CFRP、セラミックスなど様々な材料のほか、難削材・新素材も加工できます。
― 本件に関するお問い合わせ先―
株式会社スギノマシン 経営企画本部 営業企画部