メカ送りタッピングユニット「シンクロタッパ STE-H/L形」
大径ねじ立て加工や多軸タッパヘッドの取り付けにより、高能率なねじ立てが可能な、メカ送りタッピングユニット!
「シンクロタッパ(Synchrotapper)STE」は、高出力モータを搭載した、大径ねじ・テーパねじ、多条ねじ加工が可能な、メカ送りタッピングユニットです。
S45C材でR3/4、M20転造などのねじ立てが行えるほか、多軸タッパヘッドの取り付けにより、ねじ立て工程のコストダウンが図れます。
仕様
注記:
1. 軸数別ねじ立て能力の2段表記について、上段はスパイラルタップおよびポイントタップ、下段はハンドタップ2番を使用する際のねじ径を表します。
また、ねじ立て深さはねじ径の1.5倍の数値です。
2. 回転速度は50、60Hzいずれの地域でも同一となります。(コントローラ内のインバータによりモータへ60Hzで供給しています。)
3. プーリ交換により回転速度を変更します。ただし、STE-H形 STE-L形間で回転速度を変更するには、プーリ以外にモータとベルトを交換する必要があります。
4. 取り付け可能な多軸アタッチメントの許容質量は以下の通りです。
なお、上向き加工の場合にはシンクロタッパ本体への防水、防塵対策が必要です。詳細は最寄りの営業拠点までお問い合わせください。
( 横向き加工時:100kg、上向き加工時:90kg、下向き加工時: 90kg )
寸法図(mm)
注記 :
1. オプションの1TDソケットの取り付けにより、1軸タッパヘッドが取り付け可能です。1TD-10160RFF,1TD-20200RFFはオプションです。
2. MT4スピンドルにはエヌティーツール(株)製タップホルダWFLP340-0/MT4(M16~M38)が取り付け可能です。タップホルダはお客様にてご準備ください。
3. オプションのMT3ソケットの取り付けにより、WFLP240-0/MT3(M8~M22)が取り付け可能です。タップホルダはお客様にてご準備ください。
4. シンクロタッパを水平に取り付けの場合は、ドレン排出口を下向きにしてご使用ください。