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「多軸ドリルヘッド&多軸タッパヘッド」のQ&A

多軸QA

Q1.アジャスタブル・スピンドルノーズに取付け可能なツールホルダのメーカはどこですか?

カタログ記載のビルツ16、20 以外にも、NTツール、黒田精工、富士精工などのメーカの仕様に合わせたスピンドルノーズの多軸ヘッドを製作します。

 

Q2.タップの保持機構はどのようになっているのですか?

当社標準のタップ保持機構はリジット方式ではなく、ラジアルフローティングおよび軸方向の伸び機構付ホルダーを採用しています。
この保持機構の場合、下穴の心ずれやユニット正転・逆転の切替時に発生する誤差などにも何ら問題なく追従しますので、精度の良いねじ立てが行えます。

ラジアルフローティング量についてはドリルヘッド&タッパヘッドのカタログをご参照ください。

なお、アジャスタブル・スピンドルノーズの場合にはリジット方式となりますので、タップホルダはラジアルフローティングと軸方向の伸び機構付ホルダをご使用になることを推奨します。

 

Q3.左ネジの加工はできるのですか?

当社のタッピングユニット「シンクロタッパ」は右ネジ専用ですが、左ネジ加工専用の逆回転ヘッドを取付けることで左ネジ加工が可能となります。

 

Q4. 1台の多軸ヘッドでサイズが異なるネジを同時に加工できますか?

例えばM3ピッチ0.5、M4ピッチ0.7、M6ピッチ1.0などのようにネジピッチが異なる場合は、それぞれのネジピッチに合わせて各スピンドル軸の回転比を変えることで、各軸のタップ前進スピードと多軸ヘッド前進スピードを合わせることができます。

加工するネジサイズが異なった場合においても、ネジサイズに合わせた多軸ヘッドを製作します。

 

Q5.スギノマシン製以外のドリル、タップユニットに取付けの多軸ヘッドを製作できますか?

取付け機器の仕様と加工品の仕様(多軸配置、加工内容)が確認できれば製作を承ります。BT40以上のMC用多軸ヘッドの製作や、ボール盤用多軸ヘッド、各社ドリリングユニット、タッピングユニット用多軸ヘッドも製作いたします。