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真空乾燥機 「EVADRY(エバドライ)」

真空乾燥機「EVADRY(エバドライ)」


コンパクト&エコな真空乾燥機で、カーボンニュートラル達成に貢献!
洗浄後のワークを深部まで完全乾燥!

​真空乾燥機「EVADRY(エバドライ)」は、洗浄後のワークに残った水分を、
真空を利用して蒸発させる装置です。

ボタン1つで、複雑形状のワークも深部まで徹底乾燥。自動化・省人化に貢献します。
加えて、エアブローよりも電力消費が圧倒的に少なく、環境に優しいエコな装置です。

 

※動画内の外観や寸法は、現在の仕様と一部異なります。現行の仕様については、ページ下部や最新のリーフレットをご確認ください。



真空乾燥機とは? - 真空乾燥機の原理

機内を真空にすることで、ワークに残る水分を徹底乾燥!

気圧が下がると、水は100℃よりも低い温度で沸騰します。この原理を利用し、真空乾燥機「EVADRY」は
機内の気圧を真空まで下げることで、部品の深部に残る水分まで徹底的に蒸発させて乾燥します。

真空乾燥の原理と仕組み

vacuuming

 

エアブローからの代替で、消費電力を大幅削減!

エアブローの電力消費は非常に大きいことをご存知ですか? エアブローでの乾燥工程を
真空乾燥機に置き換えることで、消費電力を大幅に削減することができます。
さらに、手作業でエアブローを行う人件費も削減できるため、コスト削減を強力に推進します。

社内テストでは、EVADRYはCO2排出量を85%削減しました!

1時間あたりのCO2排出量とコスト
  CO2排出量 コスト
エアブロー 10.5kg/h 396円/h
真空乾燥機 1.6kg/h 59.1円/h

* シリンダヘッドの乾燥における社内テストの実測値。削減率は使用環境により変動します。

 

真空乾燥機「EVADRY」の特長

小型かつキャスター付きで扱いやすい!

EVADRYは、高さ1,150mm・幅600mmとコンパクトな設計で、設置場所に困りません。
キャスター付きで、装置の移設も容易。誰でも扱いやすい小型真空乾燥機です。

小型かつキャスター付きで扱いやすい小型真空乾燥機

簡単操作で、手作業でのエアブローから解放!

EVADRYはスイッチを押すだけで完全乾燥!自動化&省人化を実現します。ワークをセットし、ボタンを押すだけで簡単&徹底乾燥。
・手作業でのエアブローによる乾燥作業から解放されます。
・省人化に繋がり、コスト削減につながります。
・蒸発時の気化熱でワークが冷やされ、冷却工程の工程短縮も可能です。

 

真空ポンプの排熱を利用した高効率乾燥!

真空乾燥では、ワークの温度を上げると、より効率良く水分を蒸発させることができます。
EVADRYは真空ポンプの排熱を利用して、真空室内の温度を上げることで乾燥度を向上。
コンパクトなボディながらも、効率の良い乾燥・高い乾燥精度をご提供します。

排熱ポンプを利用した乾燥度向上システム

オートシャッタ仕様で自動化・省人化にも対応!

オートシャッタ仕様で、ロボットやガントリーローダを用いた自動化・省人化に対応します。
洗浄機に隣接して設置することで、部品洗浄~乾燥の工程をコンパクトにまとめることができます。

オートシャッタが開閉する様子  洗浄機と組み合わせたコンパクトな洗浄・乾燥ライン

 

主な仕様

オプション

ワーク回転仕様

真空槽内でワークを回転させて、ワークの奥部や
接触部に溜まった水分を動かすことで乾燥を促進。
乾燥時間を15%~25%削減できます。

ワーク回転仕様

熱風エアブロー

小物部品や樹脂製品など、真空乾燥しにくい
ワークを温めることで乾燥を促進します。
乾燥効率を10~15%向上します。

熱風エアブローの様子

 

仕様表

ワークサイズや用途に合わせて、4機種からお選びいただけます。
  EVADRY EVADRY-WIDE
形式 EVD-22 EVD-22A EVD-22WA EVD-55WA
真空ポンプ kW  2.2 5.5
真空到達圧力 kPa  1.3以下
真空槽寸法
(幅×奥行き×深さ)
mm 400×370×265 700×500×150 700×500×400
手動

セーフティライトカーテン付き
オートシャッタ

機種設定 最大15プログラムまで運転時間を設定可能
外観寸法
(幅×奥行き×高さ)
mm

600×1,450×1,150

900×1,800×1,270
装置質量 kg 500 600 800 1,000
対応オプション 回転 熱風 回転 熱風 回転 熱風 回転 熱風
× × ×

 

用途例

  • ワークの完全乾燥(多数個・異形状ワークも対応可能)
  • 防錆対策
  • 乾燥工程の省エネ対策

真空乾燥の事例動画

EVADRY導入事例動画① - ワークの完全乾燥  EVADRY導入事例動画② - ワークの錆発生防止  EVADRY導入事例動画③ 小物部品の完全乾燥

 

導入実績

自動車部品 / 半導体部品 / 樹脂製品 / 
カーボン材 / Mg複合材 / 建機部品 / 油圧部品 など

 

他工法との比較 

 
乾燥方法 メリット デメリット 乾燥レベル CO2削減率*
(対エアブロー)
エアブロー

工場エアだけを使用するため
導入が容易

騒音が大きい
電力消費が大きい
水溜まり無し~
水滴落下無し
-
ブロワ

自己発生させたエアを使用するため
エアブローより省エネ

エアブローより
エア圧力が低いため
乾燥精度は劣る
水溜まり無し~
数的落下程度
44.4%
真空乾燥

完全乾燥ができる
ブロアと同様に省エネ

油分は乾燥できない 完全乾燥 85.1%

* 削減率は、シリンダヘッドの乾燥における社内テストの実測値です。削減率は使用環境により変動します。

 


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