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2022年 社長年頭の挨拶(抜粋)

2022年1月5日

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

以下に、社長の年頭挨拶を抜粋してご紹介致します。


< 代表取締役社長 杉野良暁 年頭挨拶 (抜粋) >

新年明けましておめでとうございます。
昨年1年間、コロナ禍で様々な制約がある中、皆様には業務に精励いただき誠に有難うございました。

マスク姿で迎える新年も今年で2回目になりました。このところ新型コロナウイルスは国内においては感染が抑えられておりましたが、年末年始にはオミクロン株の感染拡大の懸念が出て参りました。しかしながら、ワクチン接種の普及と治療薬の開発により早期収束の可能性もあるのではないかと思います。一方、海外では依然として感染拡大が続いており先行きは不透明ですが、基本的にウィズコロナ政策で経済を回そうという動きは堅持されています。国内外とも経済活動は回復基調にあり、なかでも製造業は多忙な状況にあります。

長引くコロナ禍は社会の様々なところに大きな変化をもたらしました。SDGsが広く認知されるようになり、これまでの経済成長や社会のあり方を見直す動きが広がっています。そこに通信技術の劇的な進歩が相俟って、人々の価値観やライフスタイルが急激に変化しています。
とりわけ近年頻発する自然災害により人々の気候変動への危機意識が急速に高まっています。史上これほど脱炭素社会の実現が人類共通の重要課題として認識されたことはないでしょう。

2022年の干支は壬寅(みずのえとら)です。「何かが大きく伸びて盛んになる胎動が感じられる」という年だそうです。今年はポストコロナ時代の幕開けともいえ、各産業において、これまで以上に脱炭素に向けた取り組みが加速し、それに伴い新規のビジネスが次々と現れることが予想されます。
エンジン車から電動車へのシフトに象徴されるようなCO2削減への動きが加速し、電池などEV関連の新技術開発や設備投資が進むでしょうし、EV普及に向けたインフラも整備されていくことでしょう。また、原料の採取から生産、配送、消費、廃棄という商品のライフサイクルのすべての工程で、環境負荷低減を目的とした設備投資も積極的に行われることになるでしょう。

脱炭素社会の実現は人類にとって非常に困難なテーマではありますが、世界が持続的に発展していくためには避けて通れないことです。われわれ産業機械・工作機械メーカーは、環境負荷低減にどれだけ貢献し得るのかという点がこれまで以上に顧客からシビアに求められることになります。これはわれわれにとってチャレンジングな課題ではありますが、同時に大きなビジネスチャンスでもあります。

当社には6つの超技術に代表される多くの技術があり、加えて様々な業界のお客様とお取引があります。お客様から得られる情報から世の中のトレンドを的確に捉え、新商品、新市場開発につなげることで、脱炭素社会の実現に貢献していきたいと思います。それが当社のミッションである「真心創り」「もの創り」「未来創り」にもつながっていくものと確信しています。

最後になりましたが、2022年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう祈念致しまして私の年頭のご挨拶とさせていただきます。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

-以上-