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2023年 社長年頭の挨拶(抜粋)

2023年1月5日

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

以下に、社長の年頭挨拶を抜粋してご紹介致します。


< 代表取締役社長 杉野良暁 年頭挨拶 (抜粋) >

新年明けましておめでとうございます。
昨年も新型コロナウイルス感染症によりさまざまな制約がある中、皆様には業務に精励いただき誠に有難うございました。昨年は10月に本社を富山県魚津市から滑川市の早月事業所内に移転するという、当社にとって大きな節目の年でありました。

さて昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻は、世界に衝撃を与えました。戦争の影響はエネルギーや食糧、原材料の調達難という形でわれわれにも忍び寄ってきています。さらに円安が拍車をかけ、電力料金や原材料価格が高騰しています。

ウクライナ情勢や台湾海峡の緊張など地政学的リスクの高まり、地球温暖化による異常気象の頻発、そして新型コロナウイルスに代表される新たな感染症の拡大など、最近は非常事態が常態化している印象を受けます。世界経済の行方に大きな影響力を与える中国がウィズコロナへと政策を急激に転換しましたが、その結果、感染が全土で爆発的に拡大しています。これにより中国経済の低迷が長引くようであると、世界経済へも悪影響を及ぼすことが懸念されます。このように、われわれはまさに先が見通せない混沌の真っただ中にあり、常にリスクと隣り合わせであるといえます。

その一方で、現在は新たなビジネスチャンスが続々と現れる時代でもあります。社会の持続的発展を目指す動きはますます広がっており、カーボンニュートラルやSDGs関連の設備投資が劇的に増加しています。またウクライナ情勢を受け、エネルギーの安定供給に向けて国の原発政策も大きく変わろうとしています。国土強靭化の一環として、高速道路など老朽化したインフラの補修もますます増加していきます。このように当社の活躍のフィールドは大きく拡大していると感じています。当社は6つの超技術に代表される多彩な技術によって、人類共通の課題である脱炭素社会の実現など、社会の持続的発展に貢献していきたいと思います。これこそが当社のミッションである「真心創り」「もの創り」そして何よりも「未来創り」につながっていくものと確信しています。

2023年は卯年で干支は癸卯(みずのとう)です。「冬のような厳しい季節が終わり、新たな生命が生まれ、元気に成長、発展していく」という年だそうです。さまざまなリスクはあるものの、チャンスもまたそれ以上にたくさんある年といえそうです。われわれもウサギの如く大きな耳をそばだてて、あらゆるリスクに備えながらも新時代の需要を適時的確に捉え、高々と跳躍していきたいと思います。
最後になりましたが、2023年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう祈念致しまして、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

-以上-