ENVIRONMENTAL MANAGEMENT
環境マネジメント
方針・基本的な考え方
スギノマシンは、気候変動に代表される地球規模での環境問題の深刻化を重く受け止め、ものづくりの企業としてこの大きな問題解決に貢献する責任があると認識しています。環境方針に掲げる通り、環境保護推進企業となることを目指し、持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
推進体制
スギノマシンは、環境問題への対応は重要な課題であると認識し、環境方針に従い、さまざまな取り組みを実施しています。
スギノマシンの管理部門を中核組織として、環境目標の設定、実績の管理を行い、経営層が出席する経営会議(月1回開催)や企画会議(月2回開催)にて、施策の対応状況の確認、報告を行う仕組みとしています。
環境監査
スギノマシンは、環境について、法令や社内規程が遵守されているか、定期的に確認しています。スギノマシンの各事業所のトップがリーダーとしてパトロールを行い、2023年度は化学物質管理者などが法改正に沿って選任されているかを重点的に確認しました。
社内浸透・教育
環境への取り組みを進めるうえで、実際に業務に携わる社員の意識を向上させることが重要と考え、有志を募り、近隣地域の清掃を行っています。継続的に活動することで地域の環境美化に貢献するとともに、社員への環境に対する意識付けを目指しています。
今後は、全従業員に対する環境方針の周知やエネルギー使用量などの見える化を検討しており、さらなる理解促進に向け取り組んでいきます。
環境教育の実績
教育内容 | 単位 | 対象者 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|---|---|
新人研修における環境教育(環境目標や省エネ活動など網羅的な環境教育) | 名 | 新入社員 | 20 | 14 | 34 |
化学物質管理および保護具着用管理 | 化学物質管理責任者および保護具着用管理責任者 | ― | ― | 32 |
※当社単体を対象範囲としています。(カバー率:当社単体 100%、グループ 97%)
環境関連法令の遵守状況
当社グループは、環境関連の法規制遵守はもとより自主管理基準値を定めて、環境負荷の低減と汚染の未然防止に努めています。2023年度、国内外において環境関連の法規制等への違反はなく、罰則や処分を受けていません。
環境関連の法規制等への違反件数
単位 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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違反件数(罰則や処分を受けた件数) | 件 | 0 | 0 | 0 |
※当社および国内外グループ会社を対象としています。
グリーンボンドへの投資
当社は、石川県が策定するグリーンボンドフレームワークの内容に賛同し、石川県令和5年度第2回公募公債(グリーンボンド・5年)に投資することとしました。本債券の主な資金使途として水害対策や環境保全があります。水害対策や環境保全の資金源となることから、令和6年能登半島地震への復興支援の力添えにもなることも投資の決め手の一つとなりました。
今後も、環境保全のほか学生支援なども視野に入れ、SDGs債への投資を通じて社会的責任を果たしていきます。