REDUCTION OF ENVIRONMENTAL IMPACT
環境負荷低減
方針・基本的な考え方
当社は、社員一人ひとりが環境保全に取り組み、人がより快適に、より豊かに、より平和に暮らせるよう、人と自然が調和する環境づくりを目指しており、油脂・塗料等の漏れや事故の防止および工場周辺の環境汚染防止や保全活動の推進を注力テーマに掲げています。
推進体制
目標と実績
スギノマシンは、地域への汚染物質などの排出トラブルゼロを目標としています。これまで実際にトラブルが起きた事例はなく、引き続きトラブルゼロの維持に努めます。
<汚染物排出に関する目標>
地域への汚染物質などの排出トラブルゼロ
区分 | 単位 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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汚染物質の排出トラブル件数 | 件 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※当社(単体)を対象範囲としています(カバー率:77.5%)
大気汚染防止
当社は、大気汚染防止法が適応される設備、施設がなく、当社の事業活動において環境に重大な影響を与える大気汚染物質は排出していないと認識していますが、実験室にVOC用スクラバーを導入し、定期的に作業環境測定を行うなどして注意を払っています。
化学物質管理
当社は、工場内の作業に化学物質管理者、および保護具着用管理責任者を配置し、化学物質管理、リスクアセスメントの実施管理、取り扱い等に関する周知・教育を行う体制を構築しています。
化学物質の排出量に関して届出対象の事業所はなく、当社の事業活動において環境に重大な影響を与えるもの、および有害化学物質は排出していないと認識していますが、SDS等による安全管理を徹底するとともに、排出される化学物質は工場内で回収・廃棄を厳守し、直接工場外部へ排出しないよう注意を払っています。また、PCBを含む安定器なども全て撤去・排出しています。
化学物質に関するリスクアセスメント
スギノマシンでは、有害性や危険性がある化学物質について、定期的なリスクアセスメントを行っています。対象とする化学物質と関連する作業状況などから、発生しうるリスクについて分析を実施し、リスクレベルを特定しています。化学物質管理者は、リスクアセスメント結果に基づく対策の実施管理を行い、リスクの防止につとめています。
騒音防止
当社は、騒音による工場周辺地域への影響を最小化するとともに、工場内の作業者の健康への配慮を目的に、スギノマシンの全工場において、定期的な騒音測定を行っています。測定の結果、騒音が基準値を上回る場合には、遡及的速やかに装置への防音シート設置、防振ゴムの使用などによる騒音防止対策にくわえて、設備の設計上の改善検討や衛生管理者による定期的なモニタリングを行っています。