ENVIRONMENT 環境への取り組み

スギノマシンは、気候変動に代表される地球規模での環境問題の深刻化を重く受け止め、 ものづくりの企業としてこの大きな問題解決に貢献する責任があると認識しています。
環境宣言に掲げる通り、環境保護推進企業となることを目指し、持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。

環境目標と実績

スギノマシンは、2025年CO₂排出量25%削減(2020年度比)の目標を掲げ、2022年度は2020年度比17%削減しました。今後は目標の対象範囲をグループまで拡大することを検討し、省エネルギー対策、再生可能エネルギー導入などの取り組みを推進することで、当社グループのさらなるCO₂排出量削減を目指します。これまでSHK制度に則ってCO₂排出量の算定を行ってきましたが、今後はGHGプロトコルに則った算定・開示を行う予定です。
加えて地域への汚染物質などの排出トラブルゼロを目標としています。これまで実際にトラブルが起きた事例はなく、引き続きトラブルゼロの維持に努めます。

CO₂排出量削減の中長期目標

スギノマシンは、2025年CO₂排出量25%削減(2020年度比)の目標を掲げ、2022年度は2020年度比17%削減しました。今後は目標の対象範囲をグループまで拡大することを検討し、省エネルギー対策、再生可能エネルギー導入などの取り組みを推進することで、当社グループのさらなるCO₂排出量削減を目指します。これまでSHK制度に則ってCO₂排出量の算定を行ってきましたが、今後はGHGプロトコルに則った算定・開示を行う予定です。
加えて地域への汚染物質などの排出トラブルゼロを目標としています。これまで実際にトラブルが起きた事例はなく、引き続きトラブルゼロの維持に努めます。

CO₂排出量削減の中長期目標

  • 2050年までにカーボンニュートラルの実現
  • 2025年CO₂排出量25%削減(2020年度比)
CO₂排出量実績
区分 単位 2020年度(基準年) 2021年 2022年
Scope1+2 t-CO₂ 6,319 5,491 5,225
Scope1 945 894 721
Scope2(マーケット基準) 5,374 4,597 4,504

※ 当社の国内製造拠点を対象範囲としています
※ Scope1:燃料の使用や工業プロセスによる直接排出
Scope2: 他社から供給された電気・熱の使用に伴う間接排出。CO₂排出量の算定には各年度の電気事業者別調整後係数を使用しています

環境マネジメント

環境問題への対応は重要な課題であると認識し、環境宣言に従いさまざまな取り組みを実施しています。 管理部門を中核組織として、環境目標の設定、実績の管理を行い、経営層が出席する常務会や企画会議にて、施策の対応状況の確認、報告を行う仕組みとしています。

気候変動への取り組み

CO₂排出量削減を目指し、経年での把握を行っており、省エネルギー活動、再生可能エネルギー導入を通して、スギノマシングループのCO₂排出量を削減していきます。
省エネルギー活動としては、定期的に全国の事業所やオフィスにおけるエネルギー使用量を調査し、省エネルギー機器への切替推進活動を実施することにより、エネルギー使用量の管理と効率化に努めています。
また、滑川事業所では2023年2月から太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーの利用を開始し、太陽光発電量をエントランスのモニターで表示しています。再生可能エネルギーを有効に利用するため、今後は他の事業所でも設置を検討していきます。

環境貢献型製品

加工時間の短縮や製品寿命の延命に寄与することで、お客様の生産工程でのCO₂排出量削減、また持続可能な社会へ貢献しています。

環境負荷の低減

化学物質の排出量に関して届出対象の事業所はなく、当社の事業活動において環境に重大な影響を与えるもの、および有害化学物質は排出していないと認識していますが、排出される化学物質は工場内で回収して廃棄することを厳守し、直接工場外部へ排出しないよう注意を払っています。また、PCBを含む安定器なども全て撤去・排出しています。
なお、排出する水を分析し、地域に悪影響を与えないことを確認しています。