CORPORATE GOVERNANCE コーポレート・ガバナンス

基本的な考え方

スギノマシンは企業価値の継続的な向上を図ることを目的に、経営の健全性、透明性、実効性を確保する基盤の構築に取り組んでいます。取締役会および経営陣の責務の適切な遂行、執行に対する適切な監督、内部統制システムの充実・強化をもって、コーポレート・ガバナンスを強化していきます。

コーポレート・ガバナンス体制

スギノマシンは、会社法上の機関設計として、監査役会設置会社を採用しており、取締役会、監査役会および会計監査人を設置し、取締役会の監督機能と監査役の監査機能を確保しています。取締役会は、定期的に開催し、経営上の重要事項に関する審議・決定、執行の適切な監督を実施するほか、その客観性および透明性を高めるために社外取締役の意見を経営に反映しやすい体制としています。監査役は、取締役会の決議事項等の審議過程を把握し、監査役会において、会計監査人および業務監査室との連携を図りながら、取締役の職務執行の監査を実施することで、企業の健全性を確保し、企業統治体制を確立しています。

コーポレート・ガバナンス体制の概要(2024年3月現在)

主な項目 内容
機関設計 監査役会設置会社
取締役の人数 7人(社内4人、社外3人)

うち女性取締役1

社外取締役(独立役員)比率 42.9
取締役の任期 2年
取締役会の開催回数(2023年度)

(社外取締役/社外監査役の平均出席率)

13回(100%/100%)
監査役の人数 3人(社内1人、社外2人)
社外監査役(独立役員)比率 66%
監査役の任期 4年
監査役会の開催回数(2023年度)

(社外監査役の平均出席率)

13回(100%)
執行役員制度の採用
執行役員の人数 15人

内部統制システム

スギノマシンは適切な内部統制システムを構築するために「内部統制システム構築に関する基本方針」を策定し、業務の適正を確保するとともに、継続的な整備と改善を図っています。

スギノマシングループ全社においても同様に業務の適正が確保されるよう、当該基本方針をグループ共通の指針として展開し、運用しています。毎月開催する執行役員会には、グループ会社の役員も出席し、グループ内での意思疎通を図る体制としています。

グループ全体で、内部統制システムが有効に機能していることを継続的に監視・評価するために、監査役会および業務監査室が連携し、各部門における現状調査により、会社に著しい損害を及ぼすあるいは法令や社内規則等に違反するおそれがあると考えられる事実が検出可能な体制を整備しています。