Brand & Design 私たちのブランドとデザイン

BRAND
& DESIGN

2016年に創業80周新たなスギノマシンの姿を社内外に伝えるために活用したのが「ブランドとデザインの力」でした。

私たちがグローバル市場での競争力を高め、今後100年、150年と続く企業となるため、高い「メッセージ性」を持たせるための活動として、CI(コーポレートアイデンティティ)とPI(プロダクトアイデンティティ)のプロジェクトを同時進行しました。

これら一連の活動から、社員には国内外を問わず、メッセージ性を持ったビジュアルや商品作りでありたい姿の共感を目指し、お客様には様々な接点や商品体験を通じて、一貫したメッセージに共感いただき、共に持続可能な社会の実現に取り組んでいきたいと考えています。

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CI(コーポレートアイデンティティ)
私たちらしさ

商品においては、顧客の潜在ニーズを踏まえるべく現場でユーザー調査を行い、これらのCIやブランドロゴなどと併せて追求した「私たちらしい商品の在り方」は、「精緻感」のコンセプトワードと独自の3つの視点にあると見出しました。

まずは、当社の代表商品であるウォータージェットカッタにて実現。
機能はもちろん、操作性や安全性が高くユーザーフレンドリーでありなら、私たちのメッセージを持った商品になりました。

CI(コーポレートアイデンティティ)とは

企業のブランドやイメージを統一し、一貫したメッセージを伝えるための戦略や手法を指します。 具体的には、企業の理念、価値観、ビジョンを視覚的・言語的に表現し、企業の個性や方向性を明確に示すことを目的としています。

SUGINO PHILOSOPHY / スギノマシンの理念

技術でお客様の期待に応えたいという思いは、いつの時代も私たちの原点であり、未知の領域へチャレンジする原動力となってきました。
自ら考え、自ら造り、自ら販売・サービスする。
常に進化し続ける技術集団であるために、私たちはこの創業の精神を受け継ぎながら、進んでいきます。

ミッション「真心創り・もの創り・未来創り」

真心創り…お客様、仲間、会社を尊ぶと共に、意欲と能力のある人材を育てる
もの創り…無限の創意工夫と共に、技術を高め、お客様に最適な品を提供する
未来創り…社会に貢献すると共に、社員の幸福と企業の永久発展にまい進する

ビジョン「グローカルニッチリーダー」

私たちは、お客様の「こんなものを実現したい」という要望に対して、困難な状況でもあきらめず、情熱と創意工夫で「お客様の希望のさらに一歩先」を実現してきました。

これからもスギノマシンにしかできない独自の「超技術」に磨きをかけて、必要とされるものを日本の地方から世界へ発信することで、世界中のものづくりにおいて必要不可欠な存在になることを目指します。

バリュー「CLEANer」

C…Challenging 挑戦しよう
L…Leading   自ら動こう
E…Encouraging 助け合おう
A…Aspiring   ワクワクしよう
N…Never give upとことんやろう

一人ひとりが主役となって、仲間と助け合いながら挑戦を続けていく。納得がいくまでとことんやる。これから生み出されるであろう新しい何かにワクワクしながら、働くこと、仕事をするということを、まじめに愉しもう。

ブランドロゴとデザインシステム

社員で導き出した「スギノブランド」に込めた思いをブランドロゴ・ブランドアイコンなどの目に見える形で、廣村正彰氏(廣村デザイン事務所)に表現していただきました

SUGINOのI(アイ)に「!」(驚きを表すエクスクラメーションマーク)を用いた新たなロゴです。
お客様と私たちが出会うことで生まれる驚きや感動、そして商品を通して提供する、期待を超えた高い価値の象徴です。
スギノグリーンのカラーに「創業の精神」を込め、新たな決意とともに、これからもお客様とともに歩んでいきます。

廣村 正彰

グラフィックデザイナー
1988 年 田中一光デザイン室を経て、廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、美術館や商業、教育施設などのCI、VI 計画、サインデザインを手がけている。多摩美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、一般社団法人ジャパンクリエイティブ代表理事。主な仕事に、日本科学未来館、横須賀美術館、鉄道博物館、9h ナインアワーズ、すみだ水族館、東京ステーションギャラリー、名古屋城本丸御殿、そごう・西武、ロフトのアートディレクションなど。近著『デザインからデザインまで』(ADP)他。グッドデザイン賞金賞、毎日デザイン賞、KU/KAN 賞、SDA サインデザイン大賞など受賞。

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PI(プロダクトアイデンティティ)
私たちらしい商品のありかた

商品においては、顧客の潜在ニーズを踏まえるべく現場でユーザー調査を行い、これらのCIやブランドロゴなどと併せて追求した「私たちらしい商品の在り方」は、「精緻感」のコンセプトワードと独自の3つの視点にあると見出しました。

まずは、当社の代表商品であるウォータージェットカッタにて実現。
機能はもちろん、操作性や安全性が高くユーザーフレンドリーでありなら、私たちのメッセージを持った商品になりました。

PI(プロダクトアイデンティティ)とは

製品やサービスが持つ独自のブランドイメージを指します。
企業の製品全体にわたって一貫したブランド戦略を確立するために重要な役割を果たします。

新たな私たちの「ウォータージェットカッタ」

2016年にPIを反映し、生まれ変わったウォータージェットカッタ

コンセプトワード「精緻感」と3つの視点

私たちらしく、お客様と技術に真摯に向き合う姿勢や商品自体がもつ高い精度を「精緻感」のコンセプトワードに集約。
商品デザインには具体的な造形言語として、水平垂直・幾何学・機能的配色などを設定。

「作業からのデザイン」「動線からのデザイン」「空間からのデザイン」の3つの視点から、見れば作業方法が分かる、無駄なく動ける構成、秩序を持った工場空間を目指しています。

作業からのデザイン

動線からのデザイン

空間からのデザイン

GKインダストリアルデザイン

美しい考え、美しいかたち、美しい関係を創造するデザイン
私たちは、くらしを豊かにする新たな価値創を⽬指し、モノの正しいありようを⽰す「美しい考え」を提案し、
⼈と⼈、 ⼈とモノ、 ⼈と社会の「美しい関係」を⼤切にし、⾃然の摂理と共振する普遍的な「美しいかたち」に結実します。
そして、基盤にあるテクノロジーを、デザインを通して、ビジネスに繋げます。

PI / 商品デザインの主な受賞履歴

・2017年度 第47回機械工業デザイン賞 日本力賞 受賞

一貫対応ライン

・2019年JIDAミュージアムセレクションvol.20 選定

一貫対応ライン

・2021年度 グッドデザイン賞

JCC-Module

・2022年度 グッドデザイン賞

BARRIQUANシリーズ

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活動の功績

活動の一部は、特許庁の「『デザイン経営』宣言」の報告書に紹介いただきました。
これら一連の活動から、社内には商品作りを通じてありたい姿に共感を図り、お客様には様々な接点や商品体験を通じて、一貫したメッセージに共感いただき、共に持続可能な社会に取り組んでいきたいと考えています。