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【ニュースリリース】新型マシニングセンタ「SELF-CENTER SC-V30a」販売開始のお知らせ


2021年10月18日

産業機械メーカーの株式会社スギノマシン(富山県魚津市、 代表取締役社長:杉野良暁)は、 主軸テーパ30 番小型・立形マシニングセンタ「SELF-CENTER(セルフセンタ) SC-V30a」を開発し、 2021 年6 月から販売を開始しました。 

また、本商品は10月20日(水)~10月23日(土)まで愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開催されている、工作機械の見本市「メカトロテックジャパン2021※2」に出品します。

SC-V30a

開発背景​

 当社の「SELF-CENTER」は1986 年に誕生し、 立形や横形、 テーブル移動型からコラム移動型まで多彩な機械構成バリエーションがあります。 「小物部品には小型マシンを」をコンセプトに、 販売開始からお客様のニーズに最適な「SELF-CENTER」シリーズを設計・製造してきました。
 近年の傾向として、 EV 関連部品に代表される複数ユニットを一体化した大型アルミ部品の増加と、 短い製品サイクルへの柔軟な対応が求められており、 それらのニーズに応えるべく、 生産性と汎用性の高い主軸テーパ30 番立形マシニングセンタ「SELF-CENTER SC-V30a」を開発しました。 

 

SELF-CENTER SC-V30a の特長​

以下3 つの特長を持ち合わせ、 お客様の生産性の向上と高い稼働率を実現します。 ​

(1)非切削時間の短縮と高効率加工

  • 早送り速度:60m/min、 加減速度:X・Y 軸:1.3G、 Z 軸:1.7G を実現。 非切削時間を極限まで短縮しました。
  • 同期スピンドルモータを採用し、 高速回転・高送り切削を強化。 アルミ材の切削において、 従来比約3 倍の高効率加工を実現しました。 

(2)ロング ― スリム

  • ​X 軸ストローク700mm を確保しながら、 機械幅はわずか1,440mm に圧縮。 EV に使用されるダイカストケースのような大型ワークの搭載や多数個取り加工が可能で、 設置面積当たりの生産性を向上できます。 

​(3)徹底した切りくず対策による安定稼働

  • ​加工室内の配管・配線レスやセンタトラフ方式の採用によって切り屑の排出性を向上。 最大30 本収納のツールマガジンはATC シャッタで分離した機械室内に設置。 徹底した切り屑対策を図り、 長時間の自動運転でもトラブルなく安定した生産が可能です。

 仕様等​

商品名  SELF-CENTER SC-V30a

用途      金属部品の精密形状加工
主軸先端形状  BBT30
主軸回転速度  Max.12,000min-1 ※-1は上付き
外観寸法    幅1,440mm、 奥行3,080mm、 高さ2,680mm
各軸ストローク X 軸700mm、 Y 軸540mm、 Z 軸400mm
販売開始時期  2021 年6 月
販売価格    1,900 万円
販売目標    初年度 100 台/年
販売地域    日本、 北米、 欧州、 アジア​

 

用語・補足

​※1 メカトロテックジャパン2021(通称:MECT2021)

国内最大級の工作機械見本市で、西暦奇数年に名古屋市で開催されます。
会期:2021年10月20日(水)~10月23日(土)
会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:株式会社ニュースダイジェスト社
URL:https://mect-japan.com/2021/
当社の出展品はこちら:【展示会】メカトロテックジャパン2021(MECT2021) - スギノマシン (sugino.com)

 

 


―本件に関するお問い合わせ先―

■株式会社スギノマシン■

精密機器事業本部 精機生産統括部 精機技術部 SC 設計課

TEL:(076)475-5112

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