MANAGEMENT
サステナビリティマネジメント
ガバナンス
近年多様化、複雑化しつつある社会課題について、その解決に対する企業への期待や要請が高まっています。スギノマシングループは、「スギノフィロソフィ」を体現し、社会やステークホルダーからの期待を俊敏に捉え、対応するための社内体制を整備しています。
管理部門を中核組織として、多様なステークホルダーの期待・要請事項の把握および優先事項を検討し、経営層が出席する取締役会・経営会議(各月1回開催)、企画会議(月2回開催)にて、方針決定および施策の対応状況の確認を行う仕組みとしています。具体的な施策は、関連部門や子会社に展開し、各所で計画の策定、取り組みの推進を行っています。
サステナビリティ意識向上の取り組み
サステナビリティに関する取り組みを進めるうえで、社員のサステナビリティ意識浸透および向上が重要と考え、2023年度からスギノマシンの管理職を中心に基本的な人権の尊重やダイバーシティなどに関する教育を行いました。管理職への教育の後、全社員を対象に教育を実施し、さらなる意識向上に取り組んでいきます。
2023年度サステナビリティ教育(対象:単体)
テーマ | 対象 | 参加人数 | カバー率 |
---|---|---|---|
人権・ダイバーシティ | 管理職 | 119人 | 100% |
戦略
スギノマシングループはさまざまな改革や新市場開拓を推進していくことに重点を置き、 事業戦略として経営方針を掲げています。
スギノマシン2024年度経営方針
超技術で持続可能な未来を創ろう!
- 新商品開発と新市場開拓を加速しよう
- グループ全部門がつながろう
- 高利益体質を確実にしよう
- マインドを変え、働き方を変えよう
- 明るく前向きにチャレンジしよう
サステナビリティに関する指標と目標
経営方針に基づき、中長期的に事業成長を図るべく、サステナビリティの取り組みを全社一体となって推進するために、サステナビリティに関連するKPIおよび目標を策定し、進捗をモニタリングしています。
指標/目標・実績(対象範囲:単体)
カテゴリまたは戦略 | 指標(KPI) | 中長期目標 | 2022年度 | 2023年度 | |
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目標 | 実績 | 目標 | |||
脱炭素社会の実現とSDGsの達成 | CO₂排出量 | 2050年までにカーボンニュートラルを実現 | 5,371 t-CO₂ | 5,225 t-CO₂ | 5,068 t-CO₂ |
新時代にふさわしい業務フロー、働き方 | 女性管理職比率 | 女性管理職比率 2%以上* | 1% | 0.95% | 1.8% |
男性育児休業取得率 | 男性育児休業取得率 7%* | 5% | 30% | 35% |
* 2026年3月31日までの目標