TOP MESSAGE
トップメッセージ
スギノマシンが誇る「超」技術で、次世代につながる持続可能な社会の実現に貢献していきます。
技術でお客様の期待に応え続ける
スギノマシンは富山県に本社を構え、2026年に創業90年を迎える産業機械メーカーです。創業当時の製品は「チューブクリーナー」でしたが、現在は自動車、航空機、医薬品、化粧品、土木・建築、食品、エネルギー、機械、電子機器などのさまざまな分野において当社製品の需要がグローバルに広がり、売上の50%を海外売上が占めるまでになりました。製品分野がこれほどまでに広がったのは、創業時からお客様の要望に応え続けたことに加え、社会に貢献する製品をつくるために培った技術やノウハウを応用し、一つひとつを形にしていくことで技術と市場が連鎖したからです。そして、さまざまな展開が、当社が誇る「切る・削る・洗う・磨く・砕く・解す」の6つの「超」技術を磨いていきました。
技術でお客様の期待に応えたいという思いは、いつの時代も私たちの原点であり、未知の領域へチャレンジする原動力となってきました。そして、お客様と真摯に向き合い、その期待を超えていくことで発展してきました。これからも成長を続ける企業であるためには、グローバルな環境で、複雑化するお客様の要望をタイムリーかつ的確に捉え、高い期待に応えていかなければなりません。そのためには、一人ひとりが「こうしたい」「こうありたい」という強い意志と情熱を持ち、主体的に行動していくことが何よりも求められます。一人ひとりが能力を発揮し、職域や部署を超えて、全員が同じ方向に向かって切磋琢磨していく。この考えを「スギノフィロソフィ」に込め、当社の企業理念としています。
真のグローバル企業への成長に向けて
当社は技術開発を通して脱炭素社会の実現やSDGsの達成など、社会の持続的発展に貢献するため、幅広い業界のお客様に向け、製造工程でCO₂排出量を削減する高効率な省エネ製品や環境に配慮した製品、ものづくりの付加価値向上に寄与する製品の提案を進めてきました。そうした中で、近年さまざまなお取引先、お客様からサステナビリティに関する調査や評価の依頼を受けるようになり、経営にサステナビリティを取り込み、発信していくことも重要と考え、レポートの発行に至りました。当社の理念やその理念に基づいて生み出される付加価値の高い製品・サービスで、社会の持続的発展に貢献する姿勢をステークホルダーの皆様にご理解いただくとともに、社員が自社の取り組みについて把握し、サステナビリティに対する意識を高めてくれることも期待しています。また、レポート作成を通して、当社の取り組みで不足していること、課題の洗い出しも同時に行い、力を入れて取り組むべき分野を見つけていきたいと考えています。
人々のため、地球のために当社ができることは無限にあり、今後当社の活躍のフィールドは広がっていくと確信しています。社業を通じて持続可能な社会の実現を目指すということが、当社のミッションである「真心創り・もの創り・未来創り」にもつながります。使命感をもって全力で取り組んでまいります。
株式会社スギノマシン
代表取締役社長 杉野 良暁
代表取締役副社長 杉野 岳