2024.03.05
最終更新日: 2024.10.03
  • 技術コラム

ロボットバリ取りにおける課題と解決方法

ロボットバリ取りにおける課題とは

ロボットバリ取りの課題は、次のような点があげられます。

1.ティーチングの煩雑さ

・ワーク形状が複雑になるほどティーチングポイントが多くなる。
・ティーチングポイントが増えるとプログラムの量も増える。
・段取りや修正時にプログラム編集に時間がかかる。

2.削り過ぎや取り残しの発生

ロボットは滑らかに動くために指定した座標を必ずしも通過するわけではありません。
送り速度を上げるとそのずれ量は大きくなり、ワークの削り過ぎやバリの取り残しが
生じます。よって、ロボットのバリ取りは加工速度を上げることが困難です。

ロボットによる自動化は上記のような点からハードルが高い印象を持たれるかもしれません。
ただ、フローティング加工ならこれらの課題を解決できます。

ロボット加工の難易度を下げるフローティング加工

ロボットバリ取りが抱える課題を解決するフローティング加工についてご説明します。

ティーチング作業を軽減できる

加工ポイントを細かく設定しなくても、刃物がワーク形状にならうフローティング加工を採用することで少ないティーチングポイントで動作設定が可能となり、ティーチングにかかる調整時間も大幅に短縮できます。

フローティング加工で工具(刃物)がワークに追従する仕組み

工具に対しワーク高さと横方向のいずれの位置関係が変化しても、伸縮方向に追従するフローティング加工により、工具がワークにならい加工ができます。
その動作はこちら

安定したバリ取りができる

フローティング機構があることで、速度変化による軌跡のずれ、ワーク形状のばらつきがあっても刃物が形状に倣いながら加工できるので、バリ取り量も安定し均一な仕上がりを得られます。
以下に示すとおり、フローティング機構の有無による仕上がりの差は歴然です。
送り速度を上げてもしっかりワーク形状に追従して加工が可能です。

まずは加工テストをやってみませんか?

バリ取り研究所”デバラボ”では、ロボットでバリ取り自動化を検討されているお客様からの加工テスト依頼を随時承っております。
ただ加工テストを行うのではなく、テスト実施前にお客様のお困り事を共有いただき、目指すゴールを明確化した上で、デバラボの設備でテスト加工を行います。テスト結果はレポートにまとめご報告させていただきます。
加工テストを通して、お客様とともに自動化の実現を目指し検討させていただきます。

バリ取り自動化のことなら、デバラボにご相談を

バリ取り研究所”デバラボ”では、フローティング加工によるバリ取り自動化のノウハウを活かし、商品だけでなく加工テストを実施しお客様にあった工具の選定、条件出しの検討、ソフト面での技術サポートを含めたトータルソリューション提案を行っております。

お客様と課題を共有し、アイディアを出し合いながら解決するための場所としてバリ取り研究所を開設し、随時加工テストも承っております。

是非、お気軽にご相談ください。

前のページに戻る