#40 立形・小型マシニングセンタ SELF-CENTER SC-V40a(セルフセンタ)

SELF-CENTER SC-V40a

削り出し加工の“時間がかかる工程”を、爆速で。

V40aは、削り出し加工における粗削り工程の高能率化を目的に開発した、#40立形マシニングセンタです。
加工すべてを無理に速くするのではなく、生産性に最も影響する工程を見直すこと。
それがV40aの「爆速切削」という考えです。
また、従来は鋳物で製作していた部品を削り出し加工へ置き換える選択肢にも対応。
型製作や保管にかかるコスト、製作リードタイムの見直しにつながります。
爆速切削は、加工時間の短縮だけでなく、部品立ち上げのスピード向上という観点でも活用可能です。

特長

1. 爆速切削 ― V40a最大の強み

爆速切削は、単に切削条件を上げて“速く削る”ことを目的としたものではありません。
削り出し加工の粗削り工程において発生しやすい負荷変動を抑え、指令どおりの加工を安定して継続できる状態をつくることで、加工時間の短縮と品質の安定を両立します。

特にポケット加工など時間がかかりがちな工程において、加工時間の短縮だけでなく、加工条件調整の手間やばらつきを低減。
加工時間が読みやすくなることで、工程設計や負荷調整の見通し向上にもつながります。

また、爆速切削では負荷一定制御を重視し、工具に過大な負担が集中しないよう加工条件を最適化。
刃具メーカーとも協力しながら、速さだけでなく工具寿命の延長も追求しています。

仕上げ工程を含むすべての加工を高速化するのではなく、工程全体の生産性に最も影響する部分を最適化する。それがV40aの爆速切削です。

2. 爆速を支えるコンパクト構造設計

設置面積1,440×3,245mmの設計により、#40クラスの加工能力を、工場レイアウトを大きく変更することなく導入できます。

移動部を必要以上に大型化せず、駆動部やガイド部との距離を最適化することで、構造内に発生するモーメントを抑え、高速移動と必要な剛性を両立しています。

爆速切削は、構造設計と一体で成立しています。

3. 外形寸法と加工能力のバランスを追求した加工エリア

機械幅1,440mmの外形寸法ながら、X軸ストローク660mmを確保。

外形寸法と加工能力のバランスを追求し、設置面積あたりの生産性向上に貢献します。

4.爆速と両立する省エネルギー設計

必要な剛性を確保したうえで構造を最適化し、移動体やモータを適正サイズ化。

その結果、一般的な#40クラスのマシニングセンタと比較して、消費電力の低減にも貢献します。

5. 爆速を中核としたシステム展開 ― SMART M/C「X10」

V40aの爆速切削を中核とし、自動搬送やワークストックを組み合わせたシステムがSMART M/C「X10」です。

加工そのものの速さと安定性を支える爆速切削があることで、システム全体の生産性を底上げします。

加工動画

SC-V40aによるS50C, NAK80, SUS316Lの加工動画

商品紹介VR

VRで、V40aの外観や加工室内を360度ご覧いただけます。
V40aの特性である省スペース設計を、よりリアルに隅々までご体感いただけます。

画面右下のボタンから、全画面表示にしてご覧ください。
映像中に表示される◎印を辿って操作してください。
画面下部のボタンで、表示切替や、大きさの計測なども行えます。

仕様

商品名 SELF-CENTER SC-V40a
用途 金属部品、樹脂、脆性材料等の精密加工、削り出し加工における粗削り
主軸先端形状 BBT40
主軸回転速度 Max. 12,000min-1
マガジン収納工具本数 標準 24本 (オプション 70本)
機械寸法 幅1,440mm、奥行3,245mm、高さ2,755mm
各軸ストローク X軸 : 660mm、Y軸 : 540mm、Z軸 : 400mm
早送り速度 X軸・Y軸 : 60m/min、Z軸 : 50m/min

用途に応じて、割出5軸または同時5軸制御仕様もご用意しております。詳しい仕様はお問い合わせください。