SUPPLY CHAIN サプライチェーンにおける取り組み

CSR調達方針

スギノマシングループは、“すべての人と社会のために”をモットーとして、以下の多岐にわたる視点をもって、調達活動を推進していきます。

スギノマシングループ調達ガイドライン

スギノマシングループは、創業以来、取引先、お客様、地域などの皆様に支えていただき、企業活動を続けてきました。今後も皆様と思いを共有しながら、ものづくりに取り組み、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。そのために、取引先の皆様に向けて、社是・ミッション・行動規範・CSR調達方針を取りまとめた「スギノマシングループ調達ガイドライン」を2022年4月に制定しました。同月開催した取引先への説明会には、調達額上位80%を占める129社が参加し、うち協力会社15社(カバー率12%)にはさらに詳細な説明を個別に実施し、ご理解と賛同・協力を要請しました。また個別説明を実施した協力会社15社には、スギノマシングループ調達ガイドラインへの同意書を提出いただいています。
今後、さらに多くの協力会社に同意いただけるよう、説明と依頼を行っていきます。

取引先のリスク評価

スギノマシングループの取引先の大半は、日本国内に拠点を置いており、地産地消の観点から、できる限りスギノマシングループの各事業所が所在する県内の取引先を選定しています。地域性や業種の特性上、人権や環境リスクが低い一方で、地震などの災害リスクがあるため、取引先の地域分散を検討していく必要があると認識しています。

取引先との対話

スギノマシングループでは品質確保を目的とした品質監査や取引先の経営者・責任者との面談、生産現場の確認などを行っています。

取引先との主な対話実績
項目 単位 2020年度 2021年度 2022年度
納入者評価 113 108 119
品質監査(品質に関連する事項に特化した監査) 26 31 33
定期訪問(経営者や管理者との品質や納期に関する面談、生産現場の確認等) 246 99 103

紛争鉱物に関する取り組み

スギノマシングループは、「CSR調達方針」において、責任ある鉱物調達として「人権問題を引き起こす原因となりうる原材料の使用回避に向けた施策を行う」ことを定め、コンゴ民主共和国およびその周辺諸国から産出され、かつ同地域の武装勢力の活動資金となっている鉱物をはじめ、児童労働や搾取が横行する地域や団体によって採掘される鉱物資源などの使用を行わないこととしています。
なお、当社グループが取り扱う原材料には紛争鉱物は含んでいないことを確認しています。