ロボットでバリ取りを自動化|スピンドルモータユニットBARRIQUAN(バリカン)BRQ-EZ01
ロボットのバリ取りで起こる問題
ロボットでバリ取りを自動化しようとすると、「バリの取り残し」や「ワークの削り過ぎ」
「ハイレベルなティーチングが必要」などの問題に直面します。
これらが起こる要因は、
ロボットの軌跡の曖昧さや、ワーク形状のばらつきにあります。
バリ取りの問題を解決するフローティング加工
BARRIQUAN(バリカン)BRQ-EZ01は、
フローティング加工ができるスピンドルモータです。
BARRIQUAN BRQ-EZ01 6つの特徴
1 ティーチング時間を大幅に短縮
理由1 先端をワークに当ててティーチングできる
フローティング機構がダンパーとなるため、ダミーカッターをワークに接触させてティーチングができます。これにより最初から精度の高いプログラムが作成できるため作業時間を大幅に短縮できます。
理由2 ロボットの曖昧な軌跡を吸収できる
フローティング機構により、ロボットのティーチングと自動運転の軌跡のズレを吸収し、ワークの削り過ぎや、バリの取り残しを防止できます。
理由3 最適な加工条件を見つけやすい
フローティング機構により、スピンドルやロボットへの反力が少ないため、様々な条件を試すことができる。
2 小型ロボットが加工機になる!
フローティング加工は、リジット加工に比べて反力が小さいため、軽可搬の小型ロボットでのバリ取り加工を可能にします。
また、刃具の折損や過負荷アラームによるチョコ停を防止します。
BARRIQUAN BRQ-EZ01は、外径φ40×全長246.5mm、質量1.64kgとコンパクトで軽量なため、小型ロボットを高速バリ取り加工機へと変身させます。

3 ワンタッチ機構が時短に貢献!
BARRIQUAN BRQ-EZ01は、工具を保持する先端部分(フローター)がワンタッチ機構になっています。
様々な刃具を容易に交換できるので、刃物の選定、回転数、送り速度の見極めなどの条件出しにかかる時間を短縮します。
外段取りが可能なため、工具交換の手間が軽減されます。
メンテナンスも簡単なため、適切にメンテナンスいただくことで、長くお使いいただけます。
4 均一に仕上がる
5 サーボ制御で負荷変動に強い

サーボコントローラを採用しています。
最大20,000min-1まで、任意の回転速度に設定できます。
6 干渉しにくい細身設計
BARRIQUAN BRQ-EZ01は、細身でコンパクトな設計のため、ワークや治具と干渉しにくく、バリ取り動作において自由度が高く、様々な方向からアプローチできます。
BRQ-EZ01 仕様
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